選挙には、国政選挙はもちろん市会議員選挙まで行く。
たかが1票で、そのために大きく変わることはないとは分かっているが、行くことにしている。
一番大きな理由は、開票放送が面白いため、そのために行っているというものである。ある意味、乗りは競馬と同じか。
今回の参議院選挙は自民党に逆風が吹き荒れている。
その大きな理由が年金問題。
これが、どうしてここまで大きくなったかと言うと、
社会保険庁のいい加減さに尽きる。
多くの不明金みたいなお金が指摘されているが、何ゆえこれが多くの人に知られたか。
田原総一郎が面白いことを書いているが、
民営化されよとしている社会保険庁が、その保身のため自らリークしたと言うことである。
また、天下りを規制すると言う法案があるが、これも阻止しようとしている官僚の力が働いていると言うことである。
この二つを阻止するためには、安倍さんの辞職しかないと言うことであり、安部さんが失脚すると、この両法案は廃案にされる可能性は高いと言うことである。
いやいや、政治は恐ろしいという話。
それから、今回の参議院選挙、自民党に分が悪いのは、ちょうど今回改選を迎える自民党議員は6年前小泉旋風が吹き荒れたときに当選した先生がたと言うことであり、冷静に見ると何でこんな人が先生なの?ということである。例えが適当かどうか分からないが、大蔵議員がいっぱいあると言うことである。
本来は、公認しなければいいのであるが、そこまで非常になれない安倍総理は公認してしまったと言うことである。
それに重ねて、安倍さんの政治家としてのサラブレッドが、パッシングを大きく生んだと言うことが考えられる。
逆に触れると、日本人としては、パッシングしたくなるような毛並みの良さなのでしょうね。
ということから考えて、今回の参院選は自民党の敗北なのでしょうが、どちらがいいのか考えてしまいますね、これは。