Bookrock

おもしろく こともなき世を おもしろく

大学病院が混むのは、と言う疑問を医者にぶつけてみた

今日は、1年に1度の人間ドックの日と言うことで、昨日からお酒はビール1缶の押さえ、寝るのも早くし、今日を万全に迎えた。

朝8時過ぎには病院に着くと、すでにかなりの人が待っていた。

30分ほど待った後、呼ばれ、着替え、身長・体重測定から、そのドックの一日が始まった。

身長・体重の後は血液採取と言うことで、指を丸めて力をいれ血管を浮かす作業に入る。

僕は、実は血管が細いようで、なかなか注射器をさすところを見つけるのに苦労しているようである。
 

 
今日は、ベテランの人らしく、あまり苦しむことなくさす所を見つけたようであり、エィ!と言う感じで注射針が腕に刺さっていったようである。

で、僕は、未だにこの注射針が刺さるところを見られないのだけど、他の人はどうなんだろうか?以前、こういう話をしたとき、平気で見る人も結構いたような気がする。

眼球測定とか心電図とか視力検査とか聴力検査とか、検査の間は待ち時間がかなりありながら淡々とその時間は過ぎ去り、胃カメラも、少し「エグっ!!」となりながらも何とか終わって、最後は、そこの医者との面談。

前から体の中で気になっていることがあり、それに対し病院にいくべきでしょうね?と言う事を聞いてみた。それは、実は7,8年ほど前に大学病院に1年間通って結局原因が特定できなかったのであるが、久しぶりにしっかり調べてもらおうとして、その発言をしてから、「そうなんですけど、大学病院って待ち時間が多いからいやなんですよね。何とかならないんですかね、あの待ち時間は?」と言うようなことを言ったら、「どの病院に行っても同じ料金でできるところなんて日本しかありませんよ。欧米とかだったら治療するところで料金が違うし、大学病院みたいなところは料金高いので、そんなに混むことはないのですよ。日本の方がおかしいのですよ。ただ、国民がこの制度を認めている以上、大学病院が混むとか言ってはいけないのですよ。」と言うようなことを言われた。

へぇ〜、そんなことがあるんだなあ、と始めて知ったことでした。

こういうことは、かなり論争してもいいのでしょうが、競争原理の働く市場主義でのことを考えると、技術力があって、評判の高い病院で受ける費用は高くてもいいのではないかとも思います。

そうすることによって、医者の技術も高くなるのではないでしょうか。

今の医療のレセプトいくらと言う所謂統制価格と言うのは、いずれ破綻していくような気がします。

病院で、そういうことを聞くとは全く思ってなかったので、かなり新鮮な今日の出来事でした。