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おもしろく こともなき世を おもしろく

PositiveThinking,NagativeSimulation

昨日、セミナーに行ったら、おちまさとさんが基調講演をやっていた。

実は、おちまさとと言う人を知らなくて、携帯サイトのWikipediaで調べてみた。いや、凄い人でした・・・・(^_^;)

その中で企画のやり方についての話がとても面白く、最初はポジティブに案をこれでもかと出していき、成功するというイメージで話を作っていくと・・・そのできたものを実際の形にしていく段階では、もうそれはネガティブに悪い方向性ばかりを考えて、それでも大丈夫なら実際の企画になるというものでした。

その反対に最初案を出すときにはとことんネガティブに暗く話を進め、実際に作り上げるときポジティブになると言うことで、そうやるとほとんど失敗してしまうということです。

しらない間に、こういうことはやっていたので、非常に思い当たりましたね。
 

 
Webサイトの企画とかをやっていたときは、案出しの段階では、これでもかと言うぐらい明るくバカじみた会議を行い、形になってきてから、「これ、本当に受けるの?」とか、「意味わかるかなあ、これで」とかやっていましたねえ。う〜ん、もっと詰めていたかなあ・・・

面白い企画がどうしてできるかということでは、他人と違う引き出しを持っていることと言うような感じを話していましたね。

みんなが、同じことを見ているときに、違うものを見て面白がっていると言うことで、時間を共有していても、一人だけ別の記憶を持つことは大事ということを言っていました。

確かに、同じ記憶を持ってしまえば、いくらそれを元に企画を作ったとしても、だれでも考えることから抜けられず、面白くないのですね。

それと、振り幅というものが大事であると。0から始まり100になるのではなくて、マイナス100から始まり100になれば振り幅は大きくなるということでした。

ディズニー映画の面白さは、これを追求していると言うことで、いきなり野獣から始まるという作りは、さすがと言う感じです。

ピクサーファインディング・ニモの話もしていました。

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ニモは、幸せそうは家庭で生まれたはずなのに、いきなり映画開始2分で母親を殺され、それだけでも不幸のどん底に叩き落されているのに、ひれが少し小さいと言う、小さな不幸もしょっていて、さらに、人間にさらわれさらわれた後には、病院の水槽の中だったということです。

水槽の中ということは、地上であるわけで、何でここから助けることができるんだ?と言う不可能を可能にしていくストーリーになって行き、このマイナスからプラスへの振り幅は凄いと言うことでした。

ナガティブ シンキング、ポジティブ シミュレーション

振り幅

人とは違う記憶を持つ


と言う事は、非常に面白く、重要な考えかただだなあと思った昨日のセミナーでした。

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