この本。
地球と一緒に頭も冷やせ! 温暖化問題を問い直す 山形 浩生 ソフトバンククリエイティブ 2008-06-28 売り上げランキング : 187 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
は、本文だけで、285ページあります。
しかも、
このように、上下2段です。
凄い情報量です。
先週は、行き帰りの電車の中で疲れていたため、本を読む時間を睡眠に当てていたこともありましたが、まだ180ページぐらいしか読み切れていません。
この本は、CO2というのが温暖化ガスと言うことを認めた上で、それを削減するためのお金を使えば、もっと安くいろいろなことができると書かれています。
この表は、
通称コペンハーゲンコンセンサスと呼ばれる試みでは、おおむねこれと同じ質問を世界でいちばん賢い経済学者に尋ねてみた。追加のリソースがあって、それをよいことのために使うとしたら、まずどこに使いますか?
(略)
ノーベル経済学賞受賞4名を含む、最高の経済学者によるパネルが、その提案を受けて史上初の世界的優先順位一覧を作成した。
(略)
1ドルあたりどのくらいの成果が見込めるかに応じて「たいへんよい」「よい」「まあまあ」に分類した。そして1ドル使っても成果が1ドルに満たない政策については、「だめ」と評価した。
と言うことから出た表です。
京都議定書がどれだけ高くつく政策かと言うことが書かれています。
読むのには大変ですが、書かれていることは分かりやすいです。
これも、地球の環境を考えるにあたり、読むことを勧める書です。