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さて、本当のポストWeb2.0はこれからだ。〜”自分を売る”イノベーションの実験と実践「ピーポーズ」

Web2.0という言葉が流行ったのはいつだったのだろうか。

僕がWebの仕事をしていたときが、ちょうどそれが始まり終わりそうな時だったので、終わった時期としては、みんなが言わなくなってからだから1年ぐらいになるか・・・


Webを介して、新たなビジネスがどんどん生まれていくという幻想に浸った頃から、今に至るまでそのビジネスモデルは、広告収入とECサイトしかなかった、結局。

この広告ビジネスとECサイトと言うのは、インターネットが商用サービスに移ってから何も変わっていないことである。

単にプレーヤーが変わっただけなのに、それがさもイノベーションだと言うように勘違いされてきた。

この勘違いというのは、結構心地よいもので、既存のビジネスしか知らない人たちに対しては、うまく誤魔化せることだけど、僕は誤魔化されませんよ(笑)


広告ビジネスと言えば、ヤフーが代表的なネット企業ですね。今やヤフーの時代は終わりグーグルの時代になっていますが。

テクノロジーで席巻しているようなグーグルですが、その収益は広告でしかありません。中身のコンテンツがいかに変わろうと、お金儲けの手段は何も変わりません。


ECサイトと言えばアマゾンですが、どんなにアマゾンがアフィリエイトとかリコメンドとかで優れていると言えでも、所詮ネットの世界でものを売って収益を上げるものでしかありません。
これって、そう言うものを売るところがいっぱいいっぱいサイト現れては消えてですから、大きなくくりで言うと、何も変わっていません。

あとは楽天に代表されるECサイトの場所貸しですね。ものを売る人たちに場所を貸して、お客を呼び、その出店料で儲けると言うところです。
ただ、これもものを売るというところがあって始めて成り立つものですから、ECサイトの派生系です。


こうやってみると、Webでのビジネスと言えば、ものを売るか広告で儲けるかのどちらかしかありません。(ここでは携帯サイトは考慮していません。携帯サイトではコンテンツそのものを売るというビジネスモデルがあります)。


この他で儲けることはできないかということで動き出した企業があります。

それは、

ピーポーズと言うサイトです。

pepoz.jpg

このサイトは、自分が持っている知識やノウハウや芸やその他諸々を、売るサイトです。Webで取れる情報って無料!と言うのは、実は幻想です。無料で取れる情報とは所詮無料な価値しかありません。それにそろそろ気がつく時がきているのではないかと思います。

そう言う時代であり、Webでのビジネスモデルの可能性を広げるためにも、このピーポーズには頑張ってもらいたいと思います。


このビジネスモデルを最初に聞いたとき、本当に大丈夫かいな?!と思ったものでした。それから、幾多の壁にぶつかったことも知っていますので、ここまでたどり着いたことは凄いと言うしかありません。
サイトもかなり洗練されました!

是非、成功してもらいたい挑戦的で新しいWebサービスです。


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