Bookrock

おもしろく こともなき世を おもしろく

オリンピックの野球の延長タイブレーク制を考える

この北京オリンピックが最後になるベースボール。

そのオリンピックのベースボールのルールにいきなりタイブレークが導入されることが波紋を呼んでいます。

波紋を呼んでいますが、なんでそこまで大きく言うのかイマイチ分かりません。

この時期になって急なルール変更がおかしいというのは分かるような気もしますが、それなら、それにあって勝つことを考えて選手選考を変えるとかすればいいのかと思います。

そうではなくて、ベースボールは勝つまでやるものだと言うなら、そもそも日本のプロ野球はベースボールではありません。

何せしっかり引き分けがあります。

日本が優勝したベースボールクラシック。
 

 
これは、なんとピッチャーに球数制限がありました。

でも、これは受け入れられて、結局優勝してしまいます。

ベースボールにしても野球にしても、そのスポーツとしての性格は他と大きく違います。3時間は当たり前。延長になると5時間になろうとするスポーツなんてありません。

他にあるとするとトライアスロンぐらいでしょうけど、これは元々長いので野球とは違います。

100メートル走なんて、9秒で終わるのです。

世界で一番に人気のあるサッカーは、多くの試合は中間の休憩を入れても2時間で終わります。延長があっても3時間で収まりますし、ずっと見ている人にとってはこれが限界ではないかと思います。


今回の、ルール改定ですが、実はワールドベースボールクラシックが悪い印象を与えたのかも知れません。

何せ、決勝の試合時間が長すぎました。

これを延長までやられると怖いなあと思ったのかも知れません。


野球を知らない世界の多くの人に面白いかと思われるかも知れないではないかと思うのですが。

どうなんでしょう?


〔参考ページ〕
仙さん激怒!五輪野球にタイブレーク制導入