Bookrock

おもしろく こともなき世を おもしろく

伝説は伝説のままで・・・・

一昨日から昨日にかけて放送されていたフジテレビの27時間テレビ

いろいろなところで書かれているので、後出しジャンケンのようで恥ずかしいが、少しだけ総評を。


と、


総評といいながら、ほとんど見ていない。


見ていないが、見るまでは期待していたのです。それで、26日(土)の19:00にはフジテレビにチャンネルを合わせていました。

ところが、何か嫌な感じが起こってしまいました。

どうも、明石家さんまがすべっていたのです。彼のアドリブの良さが全く生かされていないのです。そこで、気がつきました。さんまの良さを引き出すのは、彼の突っ込みを受け入れるボケがいるかどうかです。

 
ところが、最初の1時間、この相手方がいませんでした。いないどころか相手はフジテレビのサラリーマンですから、それは無理な設定です。

何で、こんな最初をやったのでしょうね。

僕が思うに、これはフジテレビの社員を多く出すことによって、フジテレビあげての放送だよといいたかったかも知れません。でも、これは見ている人にとっては迷惑でしかありません。僕らにとってはそんなことどうでも良くて、面白ければ良いのですから。

かえって、社員がいっぱいで迎えるのは引きました。


そして、お笑いの人が集まったと思ったら、わけの分からない「向上委員会」というもの。この中で芸人としてまじめにやっていたのは、関根勤ラサール石井だけでした。他はすべて嫌々ながらか、もともと無理がありました。

そんなもの見て笑うほど、お人好しではありません。

と言うわけで、夜9時になったら、もうこの番組はあきらめて、日本テレビを見ることになりました。

そして、次の27日(日)。

朝から、27時間テレビを見ることは当然無く、10チャンネルとか12チャンネルとかでアニメを見ていたのでした。

そして、やることもなくなった、午後2時頃。

偶然つけた8チャンネル。

そこには、明石家さんまと木村拓也がいました。

いやあ、さすがキムタクですね。

僕が見た少ない時間の3/27時間の中で、プロの芸人(?)ってこういうものだと感動しました。

それなのに、キムタクの努力をあざ笑うように、アホなアナウンサーが「タクチャンマン」と連呼している始末。

そんなこといったら、キムタクの登場の感動を半減するじゃない!と言うあほな演出でした。

普通なら、ここで番組としては失敗なのに、キムタクはここからでも盛り上げていきます。

さすがとしかいいようがありません。


僕の中では、ほぼ27時間頑張ったさんまより、この1時間ぐらいの木村拓也の方が印象に残った番組でした。


それにしても、おれたちひょうきん族という金字塔的番組を壊すことだけはやめてもらいたかったと思います。

伝説は伝説のままで良かったのです。