日本代表のサッカーの試合では、久しぶりに胸がすく勝ち方でした。
こういう試合展開こそ男子に欲しかったのではないのでしょうか。
初戦、予選では唯一勝てそうなニュージーランドには途中まで2対0で負け、最後のぎりぎりで追いつきドロー。
2戦目の世界ランク1位のアメリカ戦では、善戦しながらも0対1で負け。
そして、第3戦目。相手は世界ランク5位のノルウェー。
ニュージーランドに引き分けたことで、半分は終わり、アメリカに負けた時点で9割は終わっていたと言ってもおかしくないオリンピックでした。
そして、今日のノルウェー戦。
何とというかやはりというか、先行したのはノルウェーでした。
ここで、99%は終わっていたのでした。
ところが、ここから4分後に追いつき後半に望みをつなぎます。
そして後半、最初のチャンスをものにし2対1と逆転。
ここから怒濤の攻撃。
終わってみれば、何と5対1の圧勝でした。
なでしこジャパンの彼女たちのゴールを目指すところは凄いものがありました。
ある時は中盤でつなぎ、ある時は中盤を省略し、ゴールへと突き進んでいきます。
サッカーはシュートしてナンボということを教えられた試合でした。
そして、3戦ある予選トーナメントでは1敗1分けでも諦めることはないと言うことを教えられます。
反町ジャパンと言われた男子は、1戦目を落とし、2戦目に勝ちに行きましたが、引き分けでも良かったのではないかと今更ながら思います。そうすれば、少なくとも望みは保たれますし、サッカー、何が起こるか分かりません。
それにしても、今日のなでしこジャパンは凄かった。