自民党の総裁選で麻生太郎が総裁になり首相になりました。
衆議院の任期が1年を切った中、総選挙は待ったなしの状況になっています。
議員からの引退を表明した小泉さんの郵政選挙からすでに3年。
もう3年なのかまだ3年なのか分かりませんが、それから今までの間に総理大臣は、
小泉
安倍
福田
麻生
と4人もいます。
それこそ、相当に時間が経っているような感じがします。
細川さんが総理大臣になったとき、これは選挙でそうなるとは選挙前には分からなかったことでした。選挙の結果、自民党が過半数割れを起こし、野党が大同団結をしてできた政権でした。
それは、その場限りの政権だったので、とても脆い物でした。
その結果、自民党と社会党と言う55年体制を維持して反目してきた政党が手を結び村山内閣が実現します。
そして、それからどうなったかというと、自民党と手を結んだ政党はほとんどが消えるか党勢を大きく縮めてしまいます。
二大政党制の良さというのは、政権政党を国民が選べることです。
細川政権誕生から今までの間、日本の中でいかに二大政党制をしていったかの歴史でもあります。
この二大政党制を牽引してきたのは、何と言っても、”小沢一郎”です。
彼がいなかったら、これはできなかったと思います。それほど今の日本の中にあっては、重要な政治家です。
自民党で40代で幹事長になった人です。
そして、そのままでも自民党の中でも重鎮になってたであろうに自民党を飛び出し政党を作ります。
小泉さんが、6年前、自民党をぶっ壊す!と言いましたが、小沢さんはそのずっと前から自民党をぶっ壊してきました。
そして、壊すだけではなくて、日本のために二大政党制を牽引してきました。
彼の戦略は非情に分かりやすいです。
難しいことは言わず衆議院で過半数を取ろうと言うことです。
政権を取らなければ何もできません。
何もできなければ、負け犬の遠吠えでしかありません。
それを実行しようとしているのが、小沢一郎という政治家です。
明治維新後100年以上。
国民の声で政権交代をする初めての目撃者になるのです。
今度の衆議院総選挙で。
小沢一郎はすごい政治家です。
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