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今年の箱根駅伝は、モグスもダニエルも竹沢もすごかったが、何と言っても山の神を超えた東洋大の柏原

箱根駅伝症候群とも言われるように、この駅伝を走った後の選手は今後のことを考えられなくなる。

とも言われている箱根駅伝

今年は、本当にすごいレースになっています。


1区では、選手同士が駆け引きをしながら団子状態の中、早稲田大学が一つ抜けてトップに立ちます。

1区の走りはこちら

そして、2区。

ここでドラマが起きます。

山梨学院大学モグスの区間新と、日本大学ダニエルの20人抜きです。

2区のハイライトはこちら


これで、ドラマは終わったと思ったら、3区早稲田大学の竹沢と4区三田の区間賞。これで早稲田大学の往路優勝は堅いと思われた今日の箱根駅伝

竹沢の走りはこちら
三田の走りはこちら
 

ところがそうはいかないですね。

東洋大学のスーパールーキー、柏原の登場です。

柏原と言う選手。高校までは無名だったそうですね。福島県の出身で順天堂大学にいた今井選手(現:トヨタ自動車九州)と同郷です。今井と言えば、箱根駅伝の5区山登りのスペシャリストで区間新を打ち立て順天堂大学を優勝に導いた”山の神”です。

その彼の助言と言われているのですが、柏原は5区を志願します。

そして今日。

山上りの5区で柏原竜二(1年・いわき総合)が区間新記録。先頭だった早大との4分58秒差を一気に詰め、残り4キロ付近から競り合った末に突き放した。

と言うレースをします。


彼の走りは、悲壮感がないのです。
あの坂道を走っているのに。


モグスから始まった今日の箱根駅伝にこんなドラマがあるとは思ってもいませんでした。


箱根駅伝でのダイジェストはこちらから見られます。
東洋大学の柏原の激走はこちら。 
 

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