今日は、本当に久しぶりに昔自分の会社にいた同期と会う。
久しぶりがどのくらい久しぶりかというと、10数年ぶり。10数年と言うけどおそらく15年以上は会っていない。
急に連絡がきて会いたいという。そいつらとは全くそれまで連絡もとってなかった。生来が筆無精であったため年賀状のやりとりなどをやってなかった。
ところが、会社に葉書が来て、連絡がほしいと。
お、久しぶり。葉書まで来たら連絡しないと。と言うことで電話したがつながらない。電話がだめなら、メールで。と言うことでメールしたわけだけど、葉書に書かれたメルアドにメールするのって結構勇気がいる。普通に文字で書かれたメルアドは、そのアルファベットが正しいのかどうか判然としない。ただ、そうは言ってもそれしか連絡手段がないわけであり、間違ったらしょうがないと言うことでメールをした。
そしたら、正しかったようで返信がきた。それからとんとん拍子に3日後の夜に会うことになった。
待ち合わせして、3人で飲むことになったわけだけど、男3人が会う訳なので、目印に雑誌持ってなんてことができるわけもなく、顔見て分かったら儲けものなんて言うことで待ち合わせ場所に行く。
不思議なもので、いきなりそいつが分かる。
なんなんだろうね、これって。会うまで、どんな顔をしているかさえ思い出せなかったけど、顔見たら、そうだそうだこの顔だ・・・・と言うことになる。
そして、ちょっと待ってたら、もう一人が改札出る瞬間「おお!!!」という感じで分かってしまう。
不思議なもんだなあと思う。
同期と言っても、全然別の場所で仕事していて、会うのは数年に一度。それなのに分かるというのって、人間ってすごいんじゃないと思う。
それから、3人で酒を飲みながら、昔話や近況報告なんてことをしゃべりながら盛り上がる。
一人は、もう随分前に会社を辞めて転職してその会社も辞めてその後どうしているの気になっていたんだけど、なんと、10何年かけて司法書士の試験に合格したという。
もう一人は、親の家業を継いで法人化して苦労しながらやっているという。
二人とも、すごいじゃないかと思う。
僕も何とかしていかなければと思った。
かなり笑いながら、しんみりしながら話していた数時間だけど、とても勇気をもらえた時間だった。
同期というのは、いいもんだ。