今回の仙台出張は、体調も良くなく、それにもともと食に対する欲求が深いわけではないので、まあ別に仙台名物を食べなくてもいいよな!と思っていた。
今回の出張は、2泊3日。
初日の昼食は、近くに吉野屋があったので、並と卵それから味噌汁もね!と吉野屋贅沢3本勝負に挑んだ。
夜は、早く寝たかったのでコンビニ弁当で済ませた。
二日目、メールで仕事のやりとりをしていると、
「牛タン食べましたか?」
なんて言う返事が来る。
「体調が良くなかったのでコンビニですませた」
と言うある意味、情けない返事を返す。
牛タンか・・・・別に東京でも食べられるけど、そこまで言うなら言ってみるか!
と言うことで近くにあった「利久」に言ってみる。
昼の定食を頼む。
そして、よく分からないが「とろろ」も頼む。頼んだのはいいけど、「とろろ」って、あのとろろだよなあ。とろろはご飯にかけるよなあ。ご飯にかけるとろろなんて普通だから、取り立てて大げさにすることもないよなあ。でも、何で牛タン定食のとろろは特別なんだ?もしかして他の食べ方はあるのか?と、いきなり不思議になり、あたりをきょろきょろ見回す。
ところが、昼も遅かったのか近くにお客さんはいないので、正しい解答は分からず。
おう!これは単なるとろろではなく、卵の黄身が乗っている。なんだ?どうしたらいいんだ?
分けも分からず進んでいくのにも不安を感じたので、店の人に聞く。
「この、とろろってどうするんですか?」
「ご飯にかけてください。」
「(やっぱりご飯にかけるんだ)はい。」
「全部かけると、こぼれますから半分ずつかけるといいですよ」
「はい、分かりました」
と言うことで、3分の1ぐらいをご飯にかける。
そして、牛タン定食1200円也を食べる。
美味しい!
なんやかんや考えていたけど、さすが本場の牛タン定食だった。