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動と静の横綱

動の朝青龍と静の白龍とは良く言ったものだ。

今日の大相撲初場所の千秋楽。大相撲を見るのは相当に久しぶり。いつ以来だろと言う感じである。

朝青龍が4場所ぶりに復帰。
そして、白龍は4連覇を目指す。

今場所が始まる前は、朝青龍は本当に大丈夫か?これで引退だ!みたいなことを言われていたが、始まってみると、圧倒的な存在感でその世論も吹っ飛ばす。

世論と言うが、これは単にマスコミが作った虚構ではないかと思う。少なくとも僕は随分前から朝青龍を応援している。少しばかり素行が悪いと言われても、たいしたことないと思っていた。


そして、今日の結びの一番。

あっ!!

と思ったら、あっさり負けてしまった。

解説の北の富士が言っていたが、立ち会いの失敗だった。それは素人の僕でも分かるものであった。別に後でビデオが流れることもなく、失敗したなあと思った。

その失敗を自分のものにする白龍はさすが横綱である。


ここまで書いて気がついたが、横綱は白鵬であった。何で白龍になってしまったのだろうか・・・


結びの一番が終わって、支度部屋で。

ここで、両者の際だった違いが見られて面白かった。


動の朝青龍は、付け人とあたり稽古を繰り返し、てっぽうまでやる。そして、また引き手の稽古。

対する白鵬は座ったまま髷を直しながらもじっとしている。さすがの静の白鵬


こう言うところを見ても、朝青龍は人の気持ちを引きつけるものがある。
やっていることがいちいち面白い。

そして、決定戦で雪辱を果たし優勝した朝青龍


朝青龍が帰ってきました。」と自分のことを客観視して話すのが印象的だった。


この面白い横綱は、もっとしばらく見たいと思った。

〔関連ページ〕
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