先日夜、dbeerプロデュースの集まりでいろんな人と飲んだ、聞いた、話した。
その時間、
アメリカに単身行き、トロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団の日本人初のメンバーだったヒロトさんと話せる機会を持つことができた。
フランス側からピレネー山脈に入り32kmひたすら歩き山の向こう側(スペイン)に行き、そこから延々800km歩くと言うのを教えてもらった。
その名前ってその時は覚えていたけど、やはり日が変わると忘れてしまった。
ググってみた。
サンチャゴ巡礼でしたっけ?
水彩画紀行 スペイン巡礼路というサイトに綺麗な絵があったのでそれをいくつか借りてきました。
800kmだけど自分のペースで歩けばいいと言うことであり、だめならヒッチハイクしてもいい。修行僧のようにストイックにしなくてもいいというのがいいです。
その800kmはこんな長さだそうです。
見るだけで長そうですね。
歩くのが自分のペースだからスタート時点ではいろんな人がいても、いつの間にか一人で歩くようになる。
その上、その横を自分より年をとった初老の夫婦に追い越されたりする。
一人で歩くのは不安なこともあったが、見ている人たちはみんないい人だった。
と言うことを聞きいいなあと思った。
そして、出会う人がいいとか悪いとかは、自分の生き方の鏡のようだったという実感は説得力のある話しだった。
何とか自分の時間を作って1ヶ月は無理でのも10日ぐらいは何とかして行きたいと切実に思った。
最近、ボルダリングしたりランニングしたりしていたりするので、こういう歩いて800kmって言うのはとても興味がある。
ヒロトさんとの話しで一番考えさせられたのは、
1年とか2年後とかの目標ではないのですよ。明日とか明後日の目標をどうやってやるかですよ。
と言うことだった。
忙しいと、一日はあっという間に過ぎ去る。
あっという間に過ぎ去ると、その日自体は充実しているように感じる。
でも、それって刹那的なんだなあ。
明日とか明後日の目標を思いながら生きる。
難しいけど、そういう気持ちでいる毎日って大事だと思った夜だった。