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ザ・スミス (The Smiths)

大学生の頃は、ロックと言えばブリティッシュでした。
今も、その感覚は変わらないかも知れないけど、英語圏のロックをあまり聴かなくなっているので、今の自分がアメリカ系なのかイギリス系なのか良くは分かりません。

このザ・スミス (The Smiths)を聴くきっかけは、友達が強烈に推薦してきたからだったと思います。

そして聴いたら良かった。

で、最近になってYouTubeで久しぶりに聴き、そう言えばザ・スミス (The Smiths)っていつの人だっけと思い調べて見ると、


イギリスのロック / ネオアコバンド。1982年、マンチェスターにて結成。インディーズ・レーベルの「ラフ・トレード」に所属し、4枚のアルバムを出した後1987年に解散した。
実質的な活動期間は5年程度と短く、当時イギリス以外ではあまりヒットしなかったものの、イギリスの若者には熱烈に支持された。今日では1980年代イギリスの最も重要なロックバンドのひとつとして認知されている。
 

活動期間は5年だったのですね。
ちょうどロックを一番聴いていた時期と重なるので、自分の中では濃かったのですね、きっと。

それから、ボーカルのモリッシーが当時流行の中性というかホモ系と言うか、そういう感じだったので、良い歌書く人ってこう言う性癖もっているんだなあと、思ったのでした。

メンバーは、
モリッシー (Morrissey)/ボーカル
ジョニー・マー (Johnny Marr)/ギター
アンディ・ルーク (Andy Rourke)/ベース
マイク・ジョイス (Mike Joyce)/ドラム

モリッシーとジョニー・マーが有名ですね、このバンドでは。

The Smiths - Panic


ザ・スミスは1982年始め、2人のマンチェスター在住の青年が結成した。
モリッシー(本名スティーブン・パトリック・モリッシー)とジョニー・マー(本名はジョン・マー John Maher)
モリッシーは親と同居する無職のライターで、アメリカのパンクバンド、ニューヨーク・ドールズのファンクラブを作り会報を発行していた。ジョニー・マーは既にいくつかのバンドに参加したことのある腕のいいギタリストで作曲の才能もあり、モリッシーの文章の読者でもあった。
マーがモリッシーを誘い、モリッシーの作る歌詞に曲をあてることでザ・スミスが始まった。

1984年2月には、バンドは長らく待たれていたデビューアルバム『ザ・スミス』を発表する。すでに支持層は厚く、このアルバムはUKチャートの2位に達する成功を収めた。

このアルバムはいいです。
自分の中では傑作の一つです。

翌1985年2月11日、セカンドアルバム『ミート・イズ・マーダー』が発売された。このアルバムは前作以上に赤裸々で耳障りかつ政治的な歌詞が多く、特にタイトルトラック『ミート・イズ・マーダー』は菜食主義の主張が濃いものだった。

1986年、まずシングル『ビッグマウス・ストライクス・アゲイン』がリリースされ、間をおかずに1986年6月、アルバム『クイーン・イズ・デッド』が発売された。
UKチャートでは最高2位となり、解散後ではこのアルバムをバンドの最高傑作に推す声が多い。音楽誌「SPIN」の1989年の特集「これまで制作された最高のアルバム」では第一位に輝いたほどである。

1987年8月、ついにマーがバンドを去ることが発表された。9月には4枚目のアルバム『ストレンジウェイズ・ヒア・ウィ・カム』が発売。このアルバム発売後バンドは解散した。

メンバーの関係が悪化した原因については、ジョニー・マーが他のミュージシャンとの仕事を増やすのをモリッシーが嫌がるようになったことが第一にあげられる。
またマーもモリッシーの音楽的な柔軟性のなさにいらだっていたこともある。

その後

1996年、ザ・スミスの4人は、裁判所で解散後初めて顔をそろえた。ドラマーのマイク・ジョイスは、作詞作曲者のモリッシーとマーに対して、ザ・スミスのレコーディングとライブからの利益のうちジョイスとルークにそれぞれ10%しか許可しなかったことを不服として調停を申し出ていた。

モリッシーはこの決定に大いに不満で、後にこう述べている。「あの裁判はザ・スミスの生涯を安っぽく要約したストーリーだった。マイクはしゃべり続けていたが何も言わなかったのと同じだ。アンディは、名前も覚えてもらえない。ジョニーは、みんなを喜ばせようとしていたが誰も喜ばなかった。そして焼けるようなスポットライトの下にいたモリッシーは何度もこう言われたものだ、『よくも成功者になっていられるな』、『よくも活動できるものだな』と。僕にとってザ・スミスは美しいものだったのにジョニーが出て行って、マイクが壊したんだ。」


こう言うことを読んでいたり書いたりしていると、ザ・スミスの再結成はないだろうなと思う。

ないと思っていたバンドが、いきなり再結成を果たすのも音楽業界の常識でもあるので、いつか彼らの音楽が生でまた聴けるかも知れない。

それを、期待せずに待ちますか・・・

ザ・ベスト〜サウンド・オブ・ザ・スミス〜
ザ・ベスト〜サウンド・オブ・ザ・スミス〜ザ・スミス

おすすめ平均
starsジャケに初めて、本物スミスメンバー登場!!
stars編集方針がわからん
stars決して色褪せることがない音楽
stars シングルのB面に名曲の多いスミスだから、二枚組でこの選曲は大正解。モリ氏の破天荒なキャラに振り回されずに、純粋に「いい音楽」「いいバンド」として向き合って欲しい。

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