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社内でコミュニケーションツールを成功させる方法

キヤノンマーケティングジャパン、1万9000人規模の社内SNSを構築
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0912/22/news090.html

この記事を読んで思いましたが、企業でSNSとかブログで情報を交流させ何か新規事業とかを構築するのは相当に難しいことです。

Googleとか日本で言えばサイバーエージェントとかが、社内ブログで成功している企業として有名ですが、成功している理由とか読んだり、それを自分なりに考えてみると、まずはトップの思想なりがこういうものを信じていることが重要なのだと思います。
少しでもそういうものに懐疑的だったりすると、書いたことに検閲らしきものが入り、急に廃れます。
次に、くだらない書き込みでも多めに見ることが必要です。僕が知っている会社では、昔のパソコン通信時代に流行った会議室みたいなことをやっていましたが、夜の飲み会の案内とか一目見ると遊びとしか思えないような書き込みが多くなったので、それを禁止するというお触れが出てしまい、それ以降急激に書き込みがしぼんでしまいました。
そんなに凄い事とか利益に直結することが簡単に出てくることなんてないのですから、長い目で見る寛容さが重要です。
  

リーダーを作る。これはある程度進めば自然発生的に出てきますが、最初は作ってもいいから、そういう情報を発信するリーダーを作ることが必要です。できれば、そのリーダーによってそこのSNSなりの雰囲気を作るところまでできればかなり成功です。

インフラは後から大きくすればいい。最初から大きなお金をかけて構築してしまうとプレッシャーも大きいので、小さく構築することを勧めます。小さくすることでいろいろと精神衛生上よくなります。
何せ、費用対効果を大きく求められないのがいいです。

今の若い人たちは、このような社内SNSの場を作れば、普通に情報発信してくれると思います。若い社員が発信してくれるようになると半分以上は成功です。
社内で埋もれそうな意見をとりながら、それを大きくしていくことが目的の多くでしょうから。


インフラとしてのシステムは昔と比べたら大きく変わりましたが、その方法論は変わっていないのではないかと思います。

誰か、僕に社内SNSの構築任してくれないかなあ・・・(笑)