奈良の都、平城京。
時は700年代、聖武天皇の時代。
遣唐使から帰った吉備真備を主人公にしたドラマ「大仏開眼」が今日から2回のシリーズで始まった。
吉備真備って昔、歴史の教科書で読んだぐらいの記憶しかない人物だ。
藤原で無ければ人であらず、といわれていた時代に自分の非凡な能力により頭角を表し出世していく人物像。
そのドラマ。
奈良時代を描いていくと言うことは、かなりな労力とお金をかけていると思われるが、途中CGも使いながらもよく描いていると思う。
今のドラマにはないゆっくりしたリズムでドラマは進むが、そのゆっくり加減がとても良い。そして今回のクライマックスとなる藤原仲麻呂との戦いのボルテージの高さは秀逸だと思う。
この大仏を作る道程は次回後編で描かれていくと思う。
なかなか、奈良時代を描いているものがない中、このドラマは良いと思う。