突然ラジオを聞きたくなっった。
単に聞くなら、もうしばらく使ってなかった小さなラジオを引っ張り出せば聞けるし、iPodでもラジオが聞ける。
でも、その日はラジオの番組を録音したかった。
ラジオの録音。
もう随分長い間、僕はラジオの録音をしたことがなかった。
それで、自分の周りを見回すとラジオを録音できる機械がないことに気がついた。
昔、FMを聞きながら好きな曲がかかる時、カセットの録音ボタンを押す生活は普通だった。好きな番組なら、60分とか90分とかのカセットにまるごと録音して何度も聞いた。
カセットで思い出したけど、当時、FMで流れる音楽は、1曲全部流すのが普通だったような気がする。曲の紹介は最初に行い、「それでは、どうぞ、○×です」なんてことを話してくれながら曲が始まるのであった。
それは、僕たち録音をする人に対して、これから曲がかかるので、間違わないように録音ボタンを押すんだよ!と教えてくれているような感じでもあった。
ところが、いつの頃からか、話している途中から曲がかかるようになり、終わる前に曲名とかを被せられるようになっていった。それは、音楽業界の人が、曲全部かけて録音されてしまったら、CD買う人がなくなるのではないか。。。とか思っていたのではないだろうかと感じる。
でも、きっとそんなことでCDを買う人が少なくなることはないのではないかと思う。
昔、曲まるごと録音できたとき、レコード買う人が少なかったかといったら、そんなことは全くなかった。今思えば巨大なセールスを記録した曲がいっぱいあった。
それこそ、ミリオンセラーじゃないと大ヒットとは呼べない時代だった。
昔は、録音レベルがそんなに高くなかったし、今とは違うと言う人もいるかも知れないけど、実は僕は普段聞く音は、カセットで満足していた。満足していたと言うより、カセットとレコードの音の違いがそんなに違うとは思えなかった。きっと、耳が悪いんだろうけど。
CDが売れないとか言われている最近だけど、ダウンロードサイトがどうとかは、あんまり関係ないのではないのかと思う。
じゃあ、どうすれば売れるかと聞かれても困るが、それは、テレビの視聴率が落ちていることと同じで、テレビとラジオしかなかった時代に比べると、他にひとりの時間をつぶせるものが、もっと多くなったことが原因だと思うし、それらいろいろなものより面白い音楽を創造すればいいと思う。
それは、今までの音楽とはきっと全然違うのではないかと思う。
話しは、大きくそれていったが、今日はラジオの話しである。
録音するにはカセットがない。
その後の録音と言えば、MDだろうけど、結局僕はMDといわれるものを買わずに終わった。
では、どうすればいいのかと思ったら、それはパソコンだろうと、パソコンでラジオを探した。
WIndows media playerでラジオの機能があったことを思い出した。
それで、WIndows media playerをクリックして見たのだけど、ラジオの機能がなくなっていた。それは、自分の幻だったのだろうかと、WIndows media playerを詳細に調べたが、やっぱりなかった。
では、どこにあるのかと探していたら、iTunesにあった。
iTunesにはあったのだけど、僕が聞きたいのは、日本のラジオだった。
調べていくと、USBのラジオチューナーとかを買わないと聞くことができないようだった。
それでも、何とかならないのかと思っていたらやっとあった。
radikoがそれだった。
radikoは関東と関西で、それもラジオ局も全部があるわけではないが、これこそ求めたものだった。
以下Wikipediaより
radiko(ラジコ) とは、IPサイマルラジオ協議会により、日本のラジオ放送をインターネットで同時にサイマル配信するサービスIPサイマルラジオ(Internet Protocol simulcast radio)を行うウェブサイトの名称、およびそのサービスの別称・愛称である。
関東地区
試験配信対象地域は東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県
TBSラジオ
文化放送
ニッポン放送
Inter FM
TOKYO FM
J-WAVE
ラジオNIKKEI第1放送
関西地区
試験配信対象地域は大阪府、京都府、兵庫県、奈良県
ABCラジオ
MBSラジオ
ラジオ大阪
FM COCOLO
FM802
FM OSAKA
試験対象ということなので、まだ試験放送ということらしい。
今日、このradikoを聞きながら、このエントリーを書いているけどとても音がいい。
ブラウザで、radikoにアクセスして聞くのが最初だけど、ちゃんとガジェットが作られていて、それを立ち上げれば聞くことができる。
既に、radikoを録音するソフトウェアも作られている。
radika