ビール系の飲み物は、
ビール、発泡酒、第三のビールという三つのカテゴリーに分かれます。最近はこれにノンアルコールビールというのも市民権を得てきたので4つのカテゴリーになってきたとも言えます。
発泡酒
発泡酒は、日本の酒税法で定義されている酒類の一つです。例えば麦芽・ホップ・水を原料として発酵したものは、「定められた副原料以外を用いる場合」はビールと認められず発泡酒に分類されます。
おもな商品
麒麟淡麗〈生〉
アサヒ本生ドラフト
サッポロ北海道生搾りみがき麦
第三のビール
第三のビールとは、ビール、発泡酒とは別の原料、製法で作られた、ビール風味の発泡アルコール飲料の名称です。ビール系の飲み物としては、ビール、発泡酒に続くことから、第三のビールと言う名称が使われるようになったのです。
この飲み物の最大の特徴は、酒税法上「ビール」または「発泡酒」に属さない扱いにするために
(1)原料を麦芽以外にする
(2)発泡酒に別のアルコール飲料(大麦、小麦等を問わない麦由来のスピリッツや焼酎)を混ぜる
と言う二つの手法が取られていること。
主な商品。
ドラフトワン(サッポロビール) - エンドウたんぱくを原料とする。
のどごし<生>(麒麟麦酒) - 大豆たんぱくを原料とする。
キリンホップの真実(麒麟麦酒) - 発泡酒に大麦スピリッツを加えたもの。
麦とホップ(サッポロビール) - 発泡酒に大麦スピリッツを加えたもの。
スーパーブルー(サントリー) - 発泡酒に小麦スピリッツ(発売初期は麦焼酎)を加えたもの。
金麦(サントリー) - 発泡酒に小麦スピリッツを加えたもの。
クリアアサヒ(アサヒビール) - 発泡酒に大麦スピリッツを加えたもの。
こうやって調べていくと、一時多くの商品が出ていた発泡酒は、淡麗生とアサヒ本生の二つに収斂して言っている感じがあって、世の中はすっかり第三のビールの時代になっています。第三のビールは、出てきた当初はお世辞にも美味しいとは言えなかったのですが、メーカーの努力によってとても美味しくなってきています。
その美味しくなった第三のビールをもっと美味しく飲もうと、グラスを持ってきて、三度つぎをして泡がちゃんと出るようにしました。
そして、飲みました・・・
ん・・・・・これは、違うなあ。
グラスを冷やすのを忘れていたからかも知れませんが、あまり美味しくなかったのでした。缶のまま飲んだほうが良かったのかなあと思ってしまったのでした。
これは、なんでなんででしょうね?