今日は、以前取引をしていた会社の人達との飲み会だった。
定刻は7時。飲み会には基本的に遅れない僕だけど、帰る間際クレームっぽい出来事があり、それを見届けて帰ることに。
定刻7時に少し遅れて、今日の場所へ。
相手方は当然来ていて待ってもらったことになった。
着くなり、久しぶりのせいかぎこちない挨拶。
挨拶を止めるタイミングを逸してしまいそうな感じだった。
なんとか席につき、ビールを頼み乾杯をする。
今日のメインの話は、この6年間の歴史だと思っていたが、いきなり本題に入るのはどうかと違う話に。
最近の近況はどうですか?ということになり、
お付き合いしていた人の近況だとか
今のクライアントとなる企業との話とか。
そういう事でだんだん盛り上がってくる。
遅れていた人も合流し、それではこの6年間の歩みとか・・・
なんてことを話そうとするが、話は一億光年先まで脱線してしまい、本題には辿りつかず。
一億高年先の話から無事に帰還した僕達はやっと6年前の話をすることができるようになり、六年前から最近までをゆっくりと、その時歴史は動いた的にしていくと思っていたけど、敵はそんなに甘くはなく、真ん中ハショリいきなり今世紀の話しに。
それでは終わってしまうのではないですか、物語自体が。
ということを話し、また6年前に。
すると、6年前が超(笑)強固になり、そこから離れられなくなる。
えんえんとグルグルと僕らの出会いの時が繰り返される。
ここで登場したB社のF君。あなたはヒーローです。
そこは分かったので、5年目、4年目に突入しましょうとは言ってみたものの、F君の攻撃が凄まじすぎて、まったく突き進むことができない。
何とか、ネジを緩めるように話の方向を変えていき、やっと次の時代に話が進んでいった。
全ての時代の話を笑いを交えながら話し込んでいったけど。
相思相愛だと思っていた企業同士が、いつの間にか方向性が変わったとき、とりあえずはどちらかの方向に合わせようとするか、お互いに歩み寄ろうとするかどちらかだと思う。いきなり、別れようとは思わない。
ところが、方向性が反対を向いた会社は、無理をして戻ろうとしても、それはもう戻るのは無理だと思う。相思相愛の頃をノスタルジックに思い出し、頑張ろうとしても、その頑張りが相手方に通じないことが多くなる。
男と女なら、離れた気持ちを戻すことはできると思うが、いろいろな人達が中にいる企業同士の間柄は、一度歯車が狂うと、収束するのがとても困難なことだと思う。
それなら、無理はせずに気持ちが離れたらあっさりわかれてしまうのがいいのではないかと思う。
今日飲んだ人たちも、意気投合・相思相愛で始まった間柄であったが、一方の会社の思いが180度変わったために、もう一方の会社はそれに合わせるためもがき苦しんだのではないかと思う。
いや、もがき苦しむのは一方ではなく実は双方なんだけど。
求めるものとか目指すものが違う企業同士が無理してくっついてもいいことはない。
昨夜。
お店には7時過ぎに入った。
帰らないとと思い、時計を見た人がいた。「あっ1時です」「嘘だろう、1時のわけがないだろう」「いえ、時計見たが12時50分です」「あっ、俺の時計もだいたいそうだ」「電車がない」「やってしまった」
同じ店で7時から1時までずっと飲んでいたことになる。時間としては6時間。
お酒は何杯も飲んだがよく酔わずに話していたことかと思う。
そう言えば欠伸をしていて眠そうな人もいたけど、それはそうだわ。
7時に始まった店だったので、じゃあ帰ろうかと思ったときに帰れば十分だろうと思っていたら、終電がなくなっていた・・・
終電なくなるまで気が付かず、普通にしゃべっていたのは始めてだった気がする。
結局タクシーで帰ることにしたが、今日、いろいろ話しができて、離れてもうちの会社のことを思っていてくれることには感謝の気持ちしかない。
話ができた数時間は、お金には変えられない。
何度も言うけど
ありがとう
です。