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レグザフォン(REGZA Phone T-01C)のスクリーンショットを撮るための苦闘

レグザフォン(REGZA Phone T-01C)と言うかスマホは、スクリーンショットを撮ることが可能だということが分かったので、それを実践してみた。
ところが、これが結構大変だった。

スクリーンショットを撮るのは、いろいろなサイトに書かれているので、それを掻い摘んで言うと、

Android SDKが必要なので、それをダウンロードする。

ここには、Windows版とMAC版がある。Windows版は、installer_r08-windows.exe をダウンロードする。もう一つあるけど、インストーラーがある分こっちの方が楽。

installer_r08-windows.exeをダブルクリックするとインストールが始まる。

ここで、パソコンにJAVAが入っているかどうかを確認してくる。大体がJAVAは入ってないと思われるが、入っていない場合、指定されたとこからダウンロードする。


この中で、僕が落としてきたのは、Java Platform (JDK)

ダウンロードした、Java Platform (JDK)をインストール。

その後、Android SDKに戻ってinstaller_r08-windows.exeの残りをインストール。

インストールが終わったら、SDK Managerを起動する。ここで、どのプラットフォームをインストールするか聞いてくるので、Android SDK Platform-toolsだけを選択(Accept)する。他はRejectする。多分全部入れてもいいのでしょうが、全部入れると時間が相当にかかる。僕は知らずに全部入れたら、恐ろしく時間がかかった。スクリーンショットは、Android SDK Platform-toolsがあれば良いらしい。
 

インストールするものを選択した後、「Install」をクリックする。
完了したら、「Close」をクリックする。

SDK Managerを再度起動する。

で、ここまでやるが、途中でおそらく、cannot run progrum"adb"とか言う表示が出てくる。adbと言うプログラムが実行できませんよということだけど、これを回避しないと先に進めない。

解決策としては、adb.exeのあるディレクトリにPATHを通す。

PATHを通すディレクトリーは二つ。
ddms.batのある
C:\Program Files\Android\android-sdk-windows\tools
adb.exeのある
C:\Program Files\Android\android-sdk-windows\platform-tools

ここのAndroidより上のディレクトリーは自分がインストールしたところになる。何も考えないでインストールすると、プログラムファイルの下にできる。

PATHを通すには、
コントロールパネル→システム→詳細設定→環境変数

ここの下側のシステム環境変数におそらく「Path」とか「PATH]とかが出てくるので、これは編集する。

kankyo_20110112_2.jpg

Pathを選択して「編集」をクリック。

kankyo_20110112_3.jpg


「変数値」の語尾に以下を追加する。

;C:\Program Files\Android\android-sdk-windows\tools;C:\Program Files\Android\android-sdk-windows\platform-tools

「;」セミコロンで複数のディレクトリをつなげていくことになる。

これで、大丈夫だと思っていたら、ここからが実は大変だった。

レグザフォンは、パソコンからは見える状態になっているが、SDK Managerから認識できない。

いろいろ調べた結果、レグザフォンのドライバーが入っていないからではないかということに行き着く。
行き着いたけど、レグザフォンを繋げても、ドライバー入れてこいとか言ってこないので、どこに入れていいのかが分からない。

分からないが、まずはここからドライバーを取ってくる。

取ってきたドライバーは、解凍しておく。

さて、どこにこのドライバーを入れるかだが、結論から先に言うと、


android_20110112_1.jpg


「コントロールパネル」→「システム」→「ハードウェア」→「デバイスマネジャー」のUSBコントローラになる。
ここにUSB大容量記憶装置デバイスと出てきているが、このドライバーをレグザフォン用に変更する。

右クリックして「ドライバの更新」、ハードウェアの更新ウィザードの開始が開くので、一覧または特定の場所からインストールを選択して、落としてきたドライバーを認識させる。

認識後、USB複合デバイスが現れる。
つまり、レグザフォンは、大容量デバイスと複合デバイスと言う二つで見られないと認識されないみたい。


書くのを忘れていたけど、
パソコンと繋ぐ時、レグザフォンの設定を少し変える。
「ホーム」画面→「MENU」→「アプリケーション」→「開発」、ここで「USBデバッグ」にチェックを入れる。

レグザフォンをパソコンに繋いだら、
ファイル名を指定して起動から、ddmsを実行する。

これで、めでたくddmsからレグザフォンが見られるようになる。

screen_20110112_1.jpg


スクリーンショットは、撮りたい画面にレグザフォンをして、Daivik Devug Monitorの「Device」→「Screen Capture」をクリックすると撮れる。

とれたショットは「SAVE」するとパソコン側でセーブされる。

taipu_20110112_1.jpg

PATHも大変だけど、ドライバーでこんなに苦闘するとは思っていなかった。
 
[参考にさせていただいたページ]
Andriod SDK インストール時の adb起動エラーについて
レグザフォンのスクリーンショットを撮る


〔関連ページ〕
レグザフォン(REGZA Phone)、使い始めての感想と無料アプリ8個。