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おもしろく こともなき世を おもしろく

JR頑張れず

昨日、夕方5時過ぎにまた大きな地震があった。
ヘルメットをかぶる人もいて、地震は日常化しているし、ヘルメットかぶることは不思議なことではなくなった。

地震は、福島で震度6弱だった。

東京は震度4だった。

エレベーターが止まった。

エレベーターが動き出すまで一時間くらいかかるらしい。

一機ずつ動き始めたという放送が入る。

ところが、帰ろうとしていた人が戻ってくる。
エレベーターがまだ動いていないらしい。
じゃあ、あの放送は何だったんだと思う。
エレベーターホールに行って、ボタンを押すと点くので動いてるじゃんと思い戻り、それを言う。

でも、それからもエレベーターは不安定たったらしく、ボタンが点いたり点かなかったりしたみたい。
 

そのうち、また人が戻ってきた。
今度は地下鉄が止まったらしい

調べると、確かに東京メトロは止まっていた。
止まる理由がよくわからなかった

JRは特にそう言う情報流れてなかったので、珍しくJR頑張るなあと思った。
それで、8時過ぎに会社を出た。

電車の中で、常磐線が止まっているのは知っていた。
あの線はよく止まる。

僕が乗る高崎線は、特に遅れていると言う話はなかったので、普通に帰れると思っていた。

中央線は、普通に動いていた。

山手線も普通に動いていた。

上野に着くと、イヤな雰囲気だった。

電光掲示板が消えていた。

正確には、着いているが時刻表が表示されてない。

何時に何の電車が来るのか書かれていないので、何番線に行けばいいのかが全く分からない。

高崎線は、上野駅では一番出ていくのが5番線。

その5番線を下から見ると、時間は書かれてなかったが高崎行きみたいな掲示があった。

だから、階段を上りホームに行ってみた。 

かなりの人がホームにいた。

6番線の電車が出て、6番線も高崎行きと分かったので、並んでいる人が少ない6番線に並んだ。

すると放送があって今並んだ6番線の方が早く出るとのこと。

ラッキーだったけど今まで先に出ると思い5番線に並んでた人が可哀想と思う。


電車が入ってきた。
掃除をする人が待っていて、「この電車、10両編成だよな」と不吉なことを言う。

この時間に10両編成ってあるのか?と思ってたら、まさに10両編成だった。

そして、僕がせっかく並んだ所は、グリーン車の入口だった。

グリーン車に乗る気はなかったのて、そこから離れるしかなかった。

離れた後、もう6番線に並ぼうとしてもすでに長い列ができていて座れる雰囲気ではない。

さて、どうしようかと思ったけど、上野駅はそれからどの線から電車が出るか分からないので、そのまま乗っていこうと決めた。

ところが、決めるには、もう一つ考える事があった。

その電車は通勤快速で僕が使う駅は通らない。

駅を飛ばしてしまう。

こう言う時間がずれたときは、通勤快速が普通になることが多い。

で、それを期待した。

電車が出る間際。

そんな僕をあざ笑うように、「この電車は、快速運転します。絶対します。何がなんでもします」と、力強い車内放送があった。 

何もそんな事を力強く言わなくてもいいのにと思った。


どうしようか悩んだが、そのまま電車に乗った。

電車は遅れているのでかなり混んだ。


普通電車に乗り換える駅に着いたとき、どうしようかと思った。

普通ならば乗り換える。

でも、この混みと電車の本数を考えたら、自分の駅はこえて戻った方がいいのではないかと考え直した。

それで、
快速に乗ったまま自分の駅は乗り過ごした。
すると、スピードが落ちて、着くまでとても長く感じた。

やっと、引き戻す駅に着いた。
上りのホームに行かなければいけないが人が多く結構混んでいる。


見ていると僕みたいな人が多かったみたいで、ホームを変える人が、何人もいた。


同じことを考えるんだなあと思う。

程なくして上り電車が来た。

放送があり、「この次の上り電車は、何時になるか分からない」と言っていた。


うまく間に合い、そして・‥座れた。


自分の駅に着くと、次の下り電車まで暫く時間があるようだったので、ひとまずこの作戦は成功したみたい。


それにしても、JRはもっと早く、高崎線が遅れていると言ってくれたら、飲みに行くなりなんたりして帰るのを遅らせたんだけどと思う。
 

いろんな意味で、JRは頑張ってなかった。