いや、もっとこういうのがあったとかあればコメントしてほしいと思います。
東日本大震災からひと月。
その間の印象に残った企業の話をしたいと思います。
企業からの義援金。その流れと金額を作ったのはソニーだと思います。企業として一番先に義援金を発表したわけではありませんが、3億円と言う金額は説得力がありました。この金額はしばらくの間、企業から発表する義援金のスタンダードになったと思います。
それから、ソニーは、電池がなくても聞けるラジオも物資として提供しました。電気が不足していた中で、電池がなくてもラジオが聞けて、その上携帯に充電できるという優れものです。
被災地の状況をよく考えたものだと思いました。
感性といえば、サントリーの「上を向いて歩こう」だと思います。
企業のCMが自粛している中、多くの人が歌っていく「上を向いて歩こう」。最後にサントリーのロゴだけが流れるCM。
その感性の良さに、さすがサントリーだと思いました。
SUNTORY CM 「上を向いて歩こう」「見上げてごらん夜の星を」全バージョン
インパクトと言えば、ソフトバンクです。
ソフトバンクと言うより、社長の孫正義さんです。
「ところで孫さん、いくら義援金出すのですか?」とかtwitterで聞かれていたそうですが、Ustreamでいきなり、100億円の義援金を出すと発表しました。その上、これからの役員報酬を引退するまで寄付すると言いました。
このインパクトは、相当にすごかったです。
そして、発表するタイミングはさすがだと思いました。
自分のことだけ考えたら、震災が起こった最初の方にでも言えたのでしょうが、もし、それを言うと、他の企業とか社長とかに迷惑がかかると思い、発表を可能な限り遅くしたと思います。
一応、多くの企業が発表したあとなので、孫さんが言った金額が他の企業の義援金の金額に影響を与えることは少なかったと思います。
その他、企業ではありませんが、やっぱり、ボノかなあと思います。
震災後、わずか1週間でチャリティアルバムを発表するという迅速さ。そして、選ばれた楽曲の良さ。
Songs for Japanは、今日も聞きましたが、ほんとに良いアルバムです。
Ne-Yo - One In A Million
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