Mr.サンデーで東日本大地震の日のディズニーリゾートの光景が放送されていた。
地震からほぼ2ヶ月。
再開にあたって、もう再開するのかとか、午後6時までとか、自家発電とか、いろいろな話が出てきたディズニーランド。
その3月11日、震災の日の光景。
放送を見ていたらディズニー7つの法則と言う本のことを思い出した。
その本を読んだのは20年ぐらい前だと思うけど、何も当時と変わっていなくて、ディズニーのDNAと言うものは、ちゃんと引き継がれていた。
地震のあったときの対応。
ゲストを安心させるために、笑顔で接し、危険と思われると自分の判断で店のぬいぐるみを防災頭巾の替りにゲストに渡す。
そして、お腹がすいていると思うと、ショップのお菓子を渡す。
ショップから物がなくなっていた。
地震の日、夕方から雨が振り寒くなった。
僕もその日は外にいて、3月というのに暖かいからとコートを持って出なかったことを後悔するぐらい寒かった。
その寒さを防ぐために、おみやげの袋とか日頃は出さないダンボールとか、手袋とかを配っている。
ディズニーリゾートは、年に180回こういうために訓練をしているらしい。
それも震度6の想定で。
今回の浦安の震度は5弱なので、全くの想定内ということだが、震度6を想定して何度もちゃんと訓練をすることは素晴らしいし、それをもとにアドリブでゲストを守っていくキャストはもっと素晴らしい。
ディズニーリゾートは、従業員の9割がアルバイト。
夜、JRは早々に動かなくなったので帰れなくなった人が2万人も出たらしい。
その2万人を、ディズニーリゾートの安全なところに誘導し、翌日までちゃんと面倒をみていく。
食べ物のない中で、こういう時の非常食をみんなに配っている。
非常食は、5万人を4,5日面倒をみることができるほど備蓄しているらしい。
こういう放送を見せられると、他の企業にしても、もっと言うと政府の危機管理能力の無さは、どういうものかと思う。
想定外、措定外と軽々しく言ってほしくないと思う。
それにしても、ディズニーリゾートは、流石だと思った。