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おもしろく こともなき世を おもしろく

スーパークールビズって、そんなのあるわけない世界。

以前このブログで書いた、柔道の帯の色について
柔道、史上最年少の9段選手?!


赤 9段〜10段(女子は8段以上) 高段者
紅・白 6〜8段
黒 初段〜5段(有段者全般) 成年
茶 1級〜3級
白 4級〜5級及び初心者
茶 1級 少年
紫 2級
緑 3級
橙 4級
黄 5級
白 初心者

こういう色で格付けするのは他にもあって、
お相撲の力士は、
幕内と十両は紋付羽織袴を幕下・三段目は着物・羽織で襟巻きを巻くことが可能に、序二段は着物・羽織、序の口は着物というように分かれています。


あと、僧侶の世界だったと思いますが、紫は高貴な人が着る服の色とかもあります。
 

スーパークールビズが日本で市民権を得られないのは、結局こういう見た目で権威付けをすることが慣れているからと言う記事がありました。

スーパークールビズは革命なんだな

ここでは、見た目ともうひとつのことが書かれていて、武士の時代から、見栄を張るのは日本人の美徳で、我慢することが大事だということです。

この「やせ我慢」の文化は、はるか昔の武家の時代から連綿と続いている社会的な伝統であり、民族的なオブセッションでもある。城勤めのサムライは、何の役にも立たない、重くて邪魔なだけの日本刀という形骸化した武器様の工芸品を、大小二本、腰に差してして出仕することを「武士のたしなみ」としていた。なんという事大主義。なんというやせ我慢。


なるほどって思ってしまいます。

権威とやせ我慢好きですね。