最近、書くことがなくなってしまい更新を怠っていたら、9月になってからエントリーを一つも書いてなかった。
慌てたわけではないけど、9月になってから二つ目のエントリー。
先日、野田首相のことを書いたけど、
今日の新聞では野田内閣の支持率が出ていた。
概ね好感を持って迎えられたみたいで、支持率が大きく落ちていた民主党政権は50%を超えた。
これは、その短期的(実質3日)の代表選出選挙からすると奇跡的な回復率だと思う。
政権与党の代表選挙は、それ自体がメデイアに大きく取り扱われることから、党員も選挙権を持ち、日本中を周り、候補者が自分のやりたいことを伝えるということをやり、それが連日報道させる。政党にしては、これ以上ない宣伝の場となる。
今回は、震災後の対応を一日でも早くすることが大きな課題となっていたことから、政治に空白を開けることは許されず、議員だけの選挙になってしまった。
議員だけの選挙では波乱は起きないのが普通であるが、おそらく、大逆転で代表の座を射止めた野田佳彦さん。
その人事がどうなるかと思ったが、党内融和を第一に考えた人事となった。
僕は、それまで、自民党・公明党を巻き込んだ大連立、大連立と騒いでいたが、その前に党内をまとめることが先ではないかと思っていた。
反小沢とか親小沢とかは、説得力がない。
小泉さんが、あのように自民党でいろいろなことが断行できたのは、圧倒的な世論の支持だったと思う。
ところが、民主党政権は、菅さん以降は民意を問うことをしてないので、世論の声が背景にない。
そんなところに、大連立だと騒いでも、なんなのかと思ってしまう。
自分の党をまとめられない党が何ができるのかと思っていた。
そこで、こういう党をまとめる人事をしてもらえると、あと2年は任せてもいいのではないかと思う。
というわけで、野田内閣の人事は、かなり成功だと思う。