今年のAKB48のジャンケン選抜。
優勝は篠田麻里子でした。
ジャンケンなんて・・・・いい加減にしてほしいと思うあなた、そんなにじゃんけんていい加減ではないのです。
じゃんけんみたいな運に支配されるものの代表はくじです。
くじ、くじびきのくじ。
でも、くじの代表格は、おみくじのくじだと思います。
おもくじを引いて、大吉とか小吉とか、それを
大吉>中吉>小吉>吉>末吉>凶>大凶 の7分の1の単なる偶然だと思う人は、そもそもおみくじなんて引かないと思います。
きっと、おみくじ引いた人なら、その結果は何らかの理由があるのだと思うはずです。
くじというのは、信じない人にとっては、単なる偶然でしかないものが、それに支配される人にとっては、何らかの理由があるに違いないと思うはずです。
AKB48の選抜メンバーを決めるのは、
総選挙
と
じゃんけん
です。
この総選挙とじゃんけんを比べると面白いことに気が付きます。
総選挙は、投票により1位から最下位までの順位が決まります。誰が投票するかというと一般大衆です。
それに比べて、じゃんけんは誰にも支配されない偶然の産物です。それを人は天の声ともいいます。
もう分かると思いますが、同じ選抜メンバーを決めると言っても、大衆の声と天の声と言うぐらい全く違うのです。
そういう風に思うと、今年の篠田麻里子がトップになった理由が分かるような気がします。
篠田麻里子は、選抜総選挙で3位から4位に落ちました。
これは、板野友美が神7から外れたと同じぐらいに衝撃的なことでした。
3位になったのは、柏木由紀です。
そして、大躍進したのは、指原莉乃です。
今年のジャンケン総選挙。
篠田以外に選抜入りした15名は、AKB48では前田亜美・大家志津香・小嶋陽菜・秋元才加・藤江れいな・梅田彩佳・峯岸みなみ・佐藤すみれ・河西智美・北原里英・山内鈴蘭と研究生の小林茉里奈の12名、その他グループでは肥川彩愛(NMB48研究生)、桑原みずき(SKE48チームS)、山口夕輝(NMB48チームN)の3名となる。
こういうことを見ていくと、まだまだ1期生を捨ててはいけないという天の声があるのが分かります。
ジャンケン総選挙というのは、それぐらい深いのです。