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箱根駅伝、記録を5分以上縮め東洋大学往路優勝、

正月のスポーツといえば、昔は大学ラグビーでしたが、今日の国立競技場は空席が目立ちました。
やはり、早慶明が出ない準決勝では観客動員力に難があるのでしょう。ちょうど今日、BSではラグビーの名勝負がやっていて、早稲田VS明治の試合をやってました。
明治は吉田。
早稲田は堀越が主将を務めていた、早明ラグビーの全盛期の頃です。

この年は、対抗戦で今泉が劇的な同点トライをあげていたので、記憶にずっと残っている年でもあります。

正月のスポーツでは、天皇杯のサッカーがあります。

昔から行われていて、多くの観客を集めていますが、イマイチ一番という印象がないです。唯一プロのスポーツイベントの割にはです。

高校サッカー・ラグビーと言うのもあります。
ともに、一時期は大いに盛り上がったのですが、ラグビー自体の人気が下がったため、高校ラグビーはマイナー感が出てきました。
サッカーは、高校サッカーの実力低下があり、同世代の一番はプロのユースだろうというのもあり、むかしほど盛り上がりに欠けます。

こういう中にあって、箱根駅伝の人気沸騰ぶりはどうしたものかと思います。
 

この人気を作っていったのは、初代山の神の順天堂大学の今井と二代目山の神の東洋大学の柏原の出現が大きかったと思います。

彼ら二人は、それまでの箱根駅伝を全く違うものに変えました。

特に柏原が1年の時の逆転劇は、箱根駅伝のエポックメーキングではなかったかと思います。

その柏原が4年になり主将になった今年の箱根駅伝

優勝候補は、東洋大学と駒澤大学の2強対決と言われてました。そこに早稲田がどう食い込んでくるかという感じでした。


記録です。
大学名 記 録
? 東洋大 5時間24分45秒
? 早大 5時間29分52秒
? 明大 5時間30分06秒
? 駒大 5時間31分28秒
? 城西大 5時間32分17秒
? 山梨学大 5時間33分11秒
? 青学大 5時間33分58秒
? 東海大 5時間34分54秒
? 国学院大 5時間35分02秒
? 関東学連 5時間35分08秒
? 日体大 5時間36分48秒
? 中大 5時間37分06秒
? 順大 5時間37分13秒
? 国士大 5時間37分54秒
? 神奈川 大 5時間38分25秒
? 上武大 5時間39分33秒
? 帝京大 5時間41分54秒
? 中央学大 5時間41分56秒
? 拓大 5時間42分49秒
? 東農大 6時間06分02秒

これまでの往路の記録が、東洋大学の 5時間29分50秒です。2位の早稲田の記録は、それと遜色ないのです。ですから、今日の東洋大学の記録は、驚異的です。

5区の柏原は、1時間17分を切る、1時間16分39秒です。
柏原の山登りを観るのはこれで最後です。

ちょうど柏原が走っていたときの道路の状況はすごかったですね。反対車線の車は全て止まって、その車の間に人が一杯いました。
放送では、車を出ないでください!)危ないです!とか言ってましたが、あれはいったい誰に言っているのだろう?車の人でテレビ見ている人少ないだろうし、そもそもあの辺りはテレビの電波入りづらいから見られないと思うんだけど・・・とか思ったものでした。

箱根駅伝の今日のダイジェストが、今、BS日テレで放送されています。
 

以下、箱根駅伝のニュースです。

2位の早大は東洋大に「脱帽」 狙うは復路V
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/120102/oth12010217500014-n1.htm

 「脱帽です…。4区までに全てが決まった」。早大の渡辺康幸監督は東洋大を褒めるしかなかった。4区終了時点で東洋大に1分54秒遅れた。敵のエース、柏原にはさらに離され5分7秒差の2位。総合2連覇に“黄色信号”がともる。

 序盤が誤算だった。1〜3区には総合優勝した昨年と同じ顔を並べた。1区大迫こそ区間1位と奮闘したものの、2区平賀は中盤で腹痛に襲われて東洋大に逆転を許すと、3区矢沢はさらに突き放され、「先行逃げ切り」の青写真が崩れた。


駅伝 東洋大・柏原を他大監督「怪物。大学生のレベル超越」
http://news.livedoor.com/article/detail/6162189/

正月の風物詩、箱根駅伝。今回は、箱根の山を登る5区を3年連続区間賞で走り抜けた怪物・柏原竜二(東洋大学)のラストランということもあって、史上空前の盛り上がりを見せている。
他大学の監督は、彼を「怪物」と呼ぶ。3年連続区間賞で走り、東洋大学を3年続けて往路優勝に導いたからだ。かつての“山の神”今井正人(現トヨタ自動車九州)のタイムを大きく上回り、10年には区間記録1時間17分8秒を樹立している。
そのため、優勝を狙う早稲田や駒澤など力のある大学は、5区対策に重点を置く。それは柏原に勝つ戦略ではなく、4区までにどれだけ東洋大にアドバンテージを持って、5区の選手に襷(たすき)をつなげるか、である。3分以内の差なら、あっという間に抜かれてしまうからだ。
柏原の存在は、箱根駅伝の攻略法を変え、これまでの持久型からスピード重視の戦術へと、各大学の監督の戦術に大きな変換をもたらした。


東洋大、往路4連覇!酒井監督「想像以上に頑張ってくれた」=箱根駅伝・往路
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120102-00000007-spnavi-spo

往路優勝した東洋大の酒井俊幸監督のコメント。

「選手たちが本当によくがんばってくれて、(柏原も)想像以上のタイムで上ってくれた。前回(2位)の悔しさがあって、今の力がついたのだと思う。今まで柏原(竜二)に負担をかけてきたので、4区まででトップに立ちたかった。1〜4区が想像以上に頑張ってくれた。最大目標は総合優勝なので、明日も地に足付けて頑張りたい」


早大渡辺監督「相手強すぎた」/箱根駅伝
http://www.nikkansports.com/sports/athletics/hakone-ekiden/2012/news/f-sp-tp0-20120102-884252.html

 前回総合優勝の早大の2連覇が厳しくなった。往路は5時間29分52秒と前回同様の2位。しかし、前回27秒だった東洋大との差が、今回は5分7秒にも広がった。さすがの渡辺康幸監督も「相手が強すぎた」。早大は、昨年のタイムから25秒も縮めたが、東洋大の速さにはついて行けなかった。
 

箱根駅伝、東洋大が往路4連覇 山の柏原は4年連続区間賞
http://www.47news.jp/CN/201201/CN2012010201001618.html

 東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝20+ 件)第1日は2日、東京・大手町から神奈川県箱根町までの往路5区間、108キロで争われ、山上りの5区でエース柏原竜二が4年連続区間賞を獲得した東洋大が、往路4連覇を果たした。