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おもしろく こともなき世を おもしろく

Urchin終了

Urchinって言われても、何のことだか分からない人も多くなったでしょうか。

Urchinは、当時、う〜ん、7,8年前になりますか、Webサイトのアクセスログを解析するシステムとしては、世界一ではなかったかと思います。

そのUrchinは、Googleに買収されていて(僕はそのことさえ忘れていたし、今やログ解析で最も多く使われているのは、そのGoogleのAnalyticsだと思います。)そして終焉も迎えます。

Googleがまたまたぜい肉落とし…6製品を整理
http://jp.techcrunch.com/archives/20120120google-trims-the-fat/

この記事によると、
Googleには40以上のメインの製品があり、そのほかの製品を合わせると、数え方にもよるが全製品数は数百にのぼる。社員は3万人以上いるが、それでもこれだけの製品をサポートするのはたいへんだ。そこで今日(米国時間1/20)Googleは、製品の編成を変えると称して、PicnikとSky MapとUrchinとNeedlebaseとGoogle Message Continuity、それにSocial Graph API、以上を廃止、またはオープンソース化、またはより中核的な部門に吸収させる、と発表した。
 

GoogleのM&Aは凄まじいぐらいのものがありますが、今や数百にものぼる製品があるみたいです。

その中には、知る人ならば全部知っているというぐらい有名なシステムもあり、そういうのが終わることはなかなか感慨深いものがあります。


UrchinとNeedlebase – Googleがかつて買収した、Google Analyticsの前身となるクライアント方式のサービスと、そのデータ管理プラットホームが、公式に閉鎖される。Urchinのチームは今、ブラウザ方式のAnalyticsを手がけており、またNeedlebaseについては統合か単なる廃棄かを、Googleが検討中だ。