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神が去った後の2013年箱根駅伝

箱根駅伝は、優勝候補の駒沢大学が往路9位とまさかの展開。
東洋大学は、いままで5区で往路優勝をしていたのに、柏原が卒業したあと、その5区で逆転され3位に。
これも優勝候補の早稲田大学は、前半の遅れを5区で取り戻し逆転往路優勝かと思っていたら2位に。
そして、まさかの優勝は、予選会から出場した日体大学。

これだけ書くと、なんか面白い箱根駅伝だけど、順天堂大学の今井から東洋大学の柏原までもう7,8年もの長い間、山の神を見ていると、なんか、普通なスピードで決まっていってしまってドラマ性ないなあと思ってしまった。

なんと、この二人は箱根駅伝に罪づくりなことをしたもんだなあと改めて気がつく。

もう、ちょっとしばらくの間、ああいう2人は出てこないんだろうなあ。

今年、選手には失礼な話になってしまうが、放送していた日本テレビは、とても大きなミスをしたと思う。

それは、最終5区に起きた2つの途中棄権を実況できなかったこと。

中央大学と城西大学。

中大、29大会ぶりシード落ち 脱水症状でふらふらに
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/130102/oth13010222070029-n1.htm
 

 強風の厳しい状況下、5区の選手が低体温と脱水症状に見舞われた2校が途中棄権した。最多14度の優勝を誇る中大は野脇が21.7キロ付近でリタイアし、29大会ぶりにシード権を失った。

 2区でも新庄翔が脱水症状でふらふらになり、浦田監督は「悔しい結果になってしまった。復路は記録も順位もつかないが意地を見せたい」と厳しい表情だった。

 2009年にも途中棄権した城西大は浜本が18.3キロ付近でレースを中止し、救急車で運ばれた。


脱水症状で棄権するのは、箱根駅伝ではよくあったことだけど、ここ最近は途中で給水できるようになったので、そういうシーンは減少していた。

ふらふらしているのをテレビで見るのは、辛いところもあるけど、頑張れ!と思わず言ってしまうのも事実だったりするので、映像的には重要なシーンと思われる。

箱根駅伝は一つの区に20人しか出ていないんだから、すべての選手のそばにテレビ関係の人がいたら、映像逃さないのではないかとも思うんだけど。


明日は、復路。

テレビ見るか見ないかは、明日の気分次第だなあ。
 

それはそれとして。

一日遅れになりましたが、あけましておめでとうございます。