ロックありバラードありラップありと、てんこ盛りのももいろクローバーZの5TH DIMENSIONです。
百田夏菜子さんのブログより。
http://ameblo.jp/momota-sd/entry-11508426506.html
とりあえず、最初聞くときは1曲目から13曲目までだーっとつなげて聞いてくださいね！(´∀｀*)
それを3回繰り返したらきっとなにかがかわるはず！笑
ぜひ5次元の世界を存分にたのしんでください(。-∀-)
このCD、買ってからすぐiPodに入れて聞いていて、僕のiPodのデフォルト設定は曲をシャッフルなので、5TH DIMENSIONを聞いていても曲順はバラバラです。これまでシングルになっていた曲も収録されていますし、発売前にMVだけ出たのもあり、今回が初めて聞いた曲もあり。そうすると、以前聞いていた曲のほうが当然に耳に残るので、アルバム全体像という感じではよく分からなかったのでした。
単に、実験性が多く見られるアルバムだなあという感じでした。特に、ラップの曲が頭に残っていたので、そういう実験性みたいな感覚になったような気がします。
かなこちゃんが書いていたように、最初からアルバム聞いてみました。
3回は聞いていなくて、1回聞いた感想ですが、宇宙なのですね、このアルバムのコンセプトは。そして、未来への宣言につながるのではないかと。
1. Neo STARGATE
Stargateって何かよく分からなったのですが、星への入り口みたいな、なんてことを思っていたのです。STARは文字通りの宇宙の星とスターをかけているのではないかと。
Wikipediaでは、
『スターゲイト』(Stargate)とは、1994年10月28日に公開されたアメリカのSF映画のタイトル。また、物語のきっかけとなる環状遺跡の呼称。
スターゲイトは、1928年にエジプトのギザ高原で発掘された巨大な金属製の環である。環状部分には、39種類の文字（目的地を指し示す星座と出発地点である地球）が刻まれており、対応するシェブロンchevron（V字型の雁木細工の意味）をロックすることで目的地と出発地が決まる。発掘当初は何らかの破壊兵器であると考えられていたが実際には星間移動装置であった
そうか、映画か・・・と言われても、この曲との関連性は分かりません。
2. 仮想ディストピア
ディストピアまたはデストピア（英語: dystopia）とは、ユートピア（理想郷）の正反対の社会である。
一般的には、サイエンス・フィクションなど空想的な未来として描かれる、否定的で反ユートピアの要素を持つ社会という着想で、その内容は政治的・社会的な様々な課題を背景としている場合が多い。
ちょっと調べていくと、このアルバム冒頭の2曲は難解な面がありますね。
歌詞の一部です。
星がひとつ壊れてしまった
そんなことに誰がしたんだ
ヒトのしわざ そんなのイヤだ
ディストピアにはしたくない
3. 猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」
シングルからの収録曲です。
激烈、炸裂、強烈、猛烈、爆裂
です。この5つの熟語に全てが網羅されているような曲です。
宇宙三部作といってもいい、アルバム冒頭の３曲です。
4. 5 The POWER
ラップです。
歌詞は、いとうせいこうさん。
この曲、アルバムの中では、とても新鮮で良い味を出しています。４曲目に入っているのも絶妙かなあと。
5. 労働讃歌
シングルからの収録です。
労働讃歌ですから、今の、地球の働く人達への応援歌です。
コンサートで、５人が右腕を上げながら歌うところが好きな曲です。
6. ゲッダーン!
Get downですが、ゲッダーンと書かれると、意味が違って見えます。この曲も雰囲気が他とは違いミディアムテンポの曲です。
7. Z女戦争
シングルからの収録曲です。
大盛り上がりするアップテンポの曲です。
設定が女子高生という感じの曲なので、これからこの曲がどのようにコンサートの中で扱われていくのかは気になります。アルバム収録としては、ギリのタイミングだったかなあと思います。
8. 月と銀紙飛行船
バラードです。
未来への不安をバラードな曲調で歌っています。ターニングポイントとなるような曲かなあと。
前を向いて歩こうと。
9. BIRTH Ø BIRTH
アルバム発売に先立ちMVが公開された２曲のうちの１曲です。
こういう難しそうな曲も難なく歌っているももクロっていいなあと思います。
10. 上球物語 -Carpe diem-
これは、Chaimaxの第二章みたいな曲です。コンサート定番になるような予感を感じさせてくれます。
que sera sera sera
それそれ 燃やし 尽くせ
memento mori mori mori
命は使いきらきゃ 賽は投げられたぞ 今を楽しめ
11.宙飛ぶ！お座敷列車
ももクロのニッポン万歳！的な曲かなあと思って聞いていました。
アルバム後半にかけて、宇宙観のある曲が並んできます。
お座敷列車というタイトルと歌詞のアンマッチさが秀逸かなあと思います。
12.サラバ、愛しき悲しみたちよ
言わずとしれた、布袋寅泰作曲の曲です。昨年の紅白歌合戦でも歌われた曲です。
そして、
13.灰とダイヤモンド
曲の歌い出しが何かに似ているなあと思っていたら、AKB48の夢の河でした。
歌詞の一部です。
過去よりも高く飛ぶために
助走つけるために
何度も うまれかわってる
閃光 夜明け 輪廻
灰の中のダイヤモンド
本物以外さがせない
生命 燃やしつくすために
一緒に今を生きていく
5TH DIMENSION。
5次元です。
3次元は今僕達が生きているところです。
2次元はコミックを多くの場合さします。
4次元は3次元に時間軸が通った世界です。
では、5次元ってなんでしょうね。
その答えが、このアルバムにあるはずです。
