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ラグビー日本代表、カナダにも勝つ

これはもしかしたら歴史が変わっているかも知れません。

エディーJ、カナダ破り初勝利/PNC
http://www.sanspo.com/rugby/news/20130619/jap13061921240002-n1.html

ラグビーのパシフィック・ネーションズカップは19日、名古屋市瑞穂ラグビー場で行われ、世界ランキング15位の日本は同13位のカナダを16−13で破り、初勝利を挙げた。


この試合も、FB五郎丸のキックが当たりに当たったようです。

そういうプラスの要因もありますが、接戦に持ち込んだからこそ彼のキックが生きたわけで、日本代表の質は大きく変わって行ってるような気がします。

ヘッドコーチのエディ・ジョーンズは代表監督の前はサントリーの監督(ヘッドコーチと言う方が正しいかもです)だったわけですが、今や無敵となったサントリーサンゴリアスを作り上げたのは彼の手腕です。

もともとタレント揃いだったチームですが、そこに強さを持って来ました。しかも、見ていて面白いと言う信じられないことまでやってしまいました。

だから、僕はエディ・ジョーンズが好きです。

日本代表の試合を多く見たわけではないので、多分に嘘も含んでいるかも知れませんが、代表監督として一番大きく色が出るのが代表選手をどうするかにあると思います。

選手選択をどうするかは、メッセージになります。

それは、マスコミにもファンにも選手にもです。

今日の試合の先発です。

位置 No 選手名
FW 1 長江 有祐
FW 2 堀江 翔太
FW 3 畠山 健介
FW 4 ジャスティン・アイブス
FW 5 真壁 伸弥
FW 6 ヘンドリック・ツイ
FW 7 マイケル・ブロードハースト
FW 8 菊谷  崇
HB 9 田中 史朗
HB 10 立川 理道
TB 11 福岡 堅樹
TB 12 田村  優
TB 13 マレ・サウ
TB 14 広瀬 俊朗
FB 15 五郎丸 歩

外国籍の選手が少ないのです。ちょっと前の代表はほぼ外国チームみたいな感じでした。早く勝ちたいならそういう選択もあったかもしれませんが、結局勝てませんでした。

これって、おそらく気持ちが弱かったと思うのです。ラグビーは桜のジャージというのが代表の象徴ですが、それに対する思いが小さかったと言う気がします。

それよりも大きかったのは、日本人がそれを支持しなかったことです。

支持しないから代表の試合に観客が集まりません。

そういうことを思うと、この選手起用は、凄いと思います。

ファンが期待する日本代表にして夢を与えています。

エディ・ジョーンズは2年目です。

この期間で結果を出していくなんて、すごいことだと思います。

次は、アメリカ代表戦です。

楽しみです。