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182球投げた高校野球、浦和学院VS仙台育英戦

夏の高校野球
一回戦屈指のカードと言われたセンバツ優勝校の浦和学園と神宮野球大会優勝校の仙台育英との戦い。
浦和学院 1 0 8 1 0 0 0 0 0 10
仙台育英 6 0 0 0 0 4 0 0 1x 11

11対10。それもサヨナラによる仙台育英の勝利で終わりました。

点は取り合っていますが、壮絶な打ち合いという感じではなく、浦和学園の小島投手が制球を乱し四死球により点を取られていったと言う感じでした。

1階の裏に押し出しで3点を含む6点取られても、逆転したあと6回に追いつかれた時も投手交代はありませんでした。

8回裏、無死満塁の絶対絶命のピンチに3者三振と言う奇跡的なこともやりましたが、流れを捕まえることができず、9回惜しいライナーがショートに好捕され、その裏サヨナラヒットを打たれました。

試合自体は、1回に6点取られ6対1になった時点で、試合はおわったなあとも思いましたが、3回には9対1と逆転してしまう浦学の強さ。

このまま勢いで行ってしまうのかという展開だったのですが、仙台育英の粘りもあり、浦学の守備の乱れもあり、流れは後半は仙台に行ってしまいました。

面白かったのですが、さすがに投手交代すべきなのではないかなあと思ってしまったのです。

結局9回2アウトまで投げ続け182球という信じられない投球数でした。夜になっても34度と言っていましたので、その暑さの中で投げ抜いたんだなあと。
 

こういうのは、見ていて感動してしまう自分もダメなんでしょうが、連投禁止とか球数制限とか投手を守る制度は作って貰いたいは思います。

なかなか、良いピッチャー複数揃えるのは高校野球では難しいでしょうし、どうしてもエースを中心にチームを作りますから、それ変えるのは難しいんでしょう。

そうだったら、制度として制限も受けるしかないのです。

ただ、そうすると高校野球の物語性は生まれにくく、今のような隆盛はなくなるのでしょうが、あの炎天下でやらせるほうがどうかしているとも思います。