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マーケットインとプロダクトアウト

QC検定の勉強していてまっすぐに入ってきた言葉が、プロダクトアウトとマーケットイン。

会社の都合にあわせて作る、プロダクトアウト。
市場の声を聞いて作る、マーケットイン。
どちらかと言うと、マーケットインの方が良い考えみたいな説明だった。と言うより、市場の声を集めて作らないと失敗するぞ!ぐらいの論調だった。

昨日から読んでる本では違うこと書かれていて、わかりやすいように実例が出されていた。

プロダクトアウト=ソニーのウォークマン
マーケットイン=花王のアタックネオ

ウォークマンと言っても今のではなくて、もう30年ほど前に作られたもの。
あれ、画期的だったなあ。

マーケットインがいいような感じて語られる事は多いけど、企業の信念で出さないと革命的な商品は生まれない事で、まあ、物事は簡単ではないなあと思う。

物事は表と裏がある典型かとも思う。

そうは言っても、マーケットインを否定するわけではなく、今の時代市場の声を聞くのは重要なことだと思う。

市場の声を徹底的に分析し商品作ることも大事だし、ある程度聞いた後、参考にしてその聞きたものを超える商品を作ることも大事。

マーケット理論は、たくさんあり、その時代に強烈に光る理論もある。

でも、それは未来永劫優れた理論ではなく、いずれ廃れてしまう。

マーケットは、面白いし難しい。