天地明察。
近所の貸DVD屋さんが新装オープンしたので、借りてきたのでした。
この映画は小説を先に読んでしまったため、その世界観がどう描かれているのかが期待だったのです。
映画は多分2時間半ぐらいでした。
小説は上下巻です。
この長い小説を描くの大変だなあと思っていたら、うまく描いていました。
主人公、安井算哲は碁打ちの中では最高峰の位置にいる家柄ですが、武士の世界では所詮低い身分です。
天体の高名な人とともに北極星の実地研修を行うことで、その知識が磨かれ、同時に人物試験も行われていました。
会津藩主保科正之が後ろ盾になります。
名字は保科ですが、れっきとした徳川の直径の大名です。保科正之以降の人は松平を名乗ります。
その名家が後ろ盾になりますが、結局改暦に失敗します。
自暴自棄になった時、支えたのが妻になった、えんです。
そして、天才数学者関孝和の助けを得て、あたらな暦で勝負にでます。
映画、よくできていました。
そして、原作も面白いです。
- 作者: 冲方丁
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2012/09/01
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