不動明王。
http://www.cnet-ga.ne.jp/kenta/mitsu/fudou.html
不動明王は悪魔を降伏するために恐ろしい姿をされ、すべての障害を打ち砕き、おとなしく仏道に従わないものを無理矢理にでも導き救済するという役目を持っておられ真言宗の教主「大日如来」の使者です。
お姿は、目を怒らせ、右手に宝剣を持ち左手に縄を持つ大変恐ろしい姿をしておられますがそのお心は人々を救済しようとする厳しくもやさしい
慈悲に満ちております。
梵名:アチャラナータ
今日の独眼竜政宗第2回。
梵天丸は、不動明王を見て、かくありたい。
と言います。
見た目は恐ろしいのですが、人々を救済するという深い意味があります。
第2回ですが、主役の渡辺謙はまだ登場しません。
子供の頃の話が続きます。
この圧倒的自信って言うのは、今の演出ではきっとできません。
初回の後半には、主役は大人になります。それが、最近の大河ドラマです。
大河ドラマは1年に及ぶ長い放送です。
せっかちに作らなくても本来は良いはずですが、主役で視聴率を稼ごうとすると、できるだけ早く登場させる必要性があります。
ただ、そうすればするほど、ストーリーは薄っぺらくなります。
人の人生は、おとなになって急に始まるわけではなくて、子供時代からの環境とか育てられ方とかが大きく影響しています。
昔の大河ドラマは、それをちゃんと描いています。
ちゃんと書くからこそ、大人になった政宗を見たいと思うわけです。
こういう演出、また見られないものかなあと思わずに入られません。