ブラジルワールドカップ。
その開幕戦。
その時のブラジル国歌から何か感動的な光景があった。
なぜか、むちゃくちゃ盛り上がる。
なぜかと思っていたら、国歌斉唱が全く終わらない。演奏が終わっても、歌い続ける。
2戦目のメキシコ戦では、ネイマールが感動して泣いていた。
よくよく思い起こしてみると、こういうことは今までなかった。
演奏とともに始まり演奏とともに終わる。
サッカーの試合での国歌斉唱は約1分らしい。
日本では、君が代なので、1分という時間制限があっても、何も不自由しない。
ところが、世界にはもっと長い国歌があるということに、いまさら気がついた。
ブラジルのこの国歌斉唱は、2013年にブラジルであったコンフェデレーションカップで始まったらしい。
http://www.footballchannel.jp/2013/06/29/post6008/
ブラジルの国歌斉唱に異変が起きている。今月16日から開催されているコンフェデレーションズカップでのことだ。試合開始前の国歌斉唱で、ブラジル国歌が終わらないのだ。
サッカーの代表戦では、試合前に一分程度の国歌斉唱が行われる。たいていは、会場に伴奏のテープが流され、選手やファンがそれに唱和する。
ブラジル国歌は長いので、通常は短縮された伴奏が流され、途中でフェードアウトする。普通ならそこで国歌斉唱は終了となる。
この試合を裁いたのは、名審判として名高い英国人のハワード・ウェッブ氏だった。彼は今回この国歌斉唱に感動した一人だった。試合後、スコラーリ監督に「このようなことは、未だかつて見たことがない。音楽が止まっても、人々が歌い続けるなんて、とても感動的だった」と、心の内を告白している。
決勝トーナメント、ブラジルVSチリは、両国共にアカペラ合戦。超盛り上がりでした。