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円安はもういらないという、本当と嘘と

ワールドビジネスサテライトで、これ以上の円安は望んでいないということが語られていた。

メーカーは海外生産を進めていて、為替相場をある程度吸収できるようになっていtげ、輸出入が均衡するところが、昔より低くなったという論調だと見ていて思った。

ただ、円安はもういらないと代表して言っていたのが、輸入専門の会社だったりするので、それは、今に始まったことではなく、もっと以前から円安を希望していたのではないかと思う。

 

簡単に身近な話をすると、100円ショップ。

100円であれほどの商品を提供できるのは、中国などの日本より賃金が低いところで生産しているものを輸入しているから。

1ドル=100円と

1ドル=80円と

これを比べた時、同じ商品を輸入して安く仕入れられるのは、1ドル=80円。

つまり円高の時ということで。

まあ、つまりは、円高になればなるほど輸入を専門としている会社は、儲かるわけです。

すると、これ以上の円安は望まないという、本当はどうなのかなあと思う。

 

輸出入が均衡する海外展開ができないような会社でも、それと育てていくことは、日本の雇用を維持していくためには非常に重要なわけで。

同じ部品だったら値段が安い国がどうしても価格競争力はあり、企業間の競争でが勝ってしまう。今の為替相場を見ると、そこまでの円安にはまだ行ってない気がする。

企業の競争力は、円安とかの外部要因が強いと、そこで安住してしまうから、これはなかなか難しい問題だと思うけど。

まだ、日本の競争力を強くしていくためには、もう一段の円安は必要なのではないかと思う。