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阪神タイガース和田監督の采配で、よくレギュラーシーズン2位になったなあと思わずにはいられない件

セ・リーグ、クライマックスシリーズファーストステージ。

2勝戦勝したら勝ちあがりでセカンドステージに行くこのシステム。

2位と3位の違いは、ホームでできることに加え、引き分けもほぼ勝ちになってしまうこと。

1勝1敗1引き分けなら、2位が勝ちあがり。

第一戦に勝ったタイガースは、第二戦に勝つか引き分ければ、セカンドステージになると言う試合。

どこまでも勝つまで試合するメジャーリーグとは大きく違うルールだなあと思う。

この2戦目。

阪神は、一回の裏に先頭打者がヒットを打って出た。

ここで、二番バッターにバントの指示。

二番上本は、初戦で3本ヒットを打って調子が良い。

ところが、ここで、なんと1回から1点を取るという作戦に出た。

うまく行けば、2点も3点も取れるかと言う展開なのに、いきなり最小得点を狙う。

そして、1点も取らずに攻撃は終わる。

その後は、バントやら盗塁やら、やっていることがことごとく外れる。

サイン出すタイミングが何故かちぐはぐ。

広島の攻撃にも助けられ、能見の好投もあったけど、0対0のまま、9回表に。

9回表は、守護神、オ・スンファン。

守護神を同点で9回に出すのは、よくある。

あっても1回限定で次の回からは、他の投手が投げる。

9回、0対0

10回、0対0

11回、0対0

オ・スンファン には、なんと3回も投げさせた。

関西地方は台風が近づいているので、明日の試合は中止になるということを見越したかも知れないけど、さすがにこれは投げすぎと思う。

試合は選手が頑張って12回表0対0で終わり、引き分けで、阪神の勝ち上がりが決まったけど、こういう采配していいのかと疑問。