TBSの日曜9時のドラマ、ごめんね青春!
その第二回。
いきなり、海老澤君と阿部さんが付き合っていることが明かされます。
え~~。それってもっと引っ張らないの?と言う、ある意味裏切られます。
普通、こういうやってはいけない恋愛話は引っ張るだけ引っ張って、それ見てそわそわするのが常道です。
そんな常道なんて、あっさり破るのが、宮藤官九郎です。
原平助の自信なさ加減は、見ていてイライラします。
蜂屋りさが、バシッとものをいうのとは対象的です。
もっと怒れよと思います。
これこそが、宮藤官九郎ワールドです。
バシッと怒ることはなく、少しだけ頑張って言う、原平助。
それが、でも生徒に響きます。
熱血先生ではなくて心に響くことができることを証明してみせる。
一話で起承転結しながら、ドラマ全体を貫くテーマを少しづつ明かしていく。
こうやって、毎週見てしまうのです。
風間杜夫とえなりかずきは最高だわ。