ポイントカード自体は物凄く流通しています。
店舗をまたぐポイントとなると、商店街の共通ポイントがありますが、それをもっともっと大きい範囲にしたのが、共通ポイント3強である、Tポイントとポンタと楽天ポイントです。
この中では、まずTカードが先陣を切ります。
もともとがTSUTAYAで使われていたポイントが、切り離されてTポイントとなっていきました。
様々な業界に広がっていきましたが、確か1業種1企業とか言う制約があったような気がします。
それをセールスポイントに営業をかけていきました。
おそらくこれは商売になると後から参入したのがポンタです。
TSUTAYAのTポイントに対抗するように、ポンタはゲオで利用できます。両社はレンタルビデオ屋さんでライバル関係になります。
おそらく、こういうライバル関係にある企業が、かたやTポイントにかたやポンタに行っていると思います。
今日のワールドビジネスサテライトで放送されているこの共通ポイントカード。
この二強に割って入ってきたのが楽天ポイントです。
楽天は名前の通り、ネットで会員を増やしていったポイントです。
それが、リアルの世界にやって来ました。
時を同じくして、Tポイントはヤフーポイントと相互乗り入れを果たし、ネットの世界に殴りこんできました。
面白いです。
ポイントカードはとても多くて、いつも持ち歩くことができません。
持ち歩かなかった時に限って、そこで買ってしまうことがあり、あとから後悔します。
できたら、スマホでポイント全てを管理できるようになったらとても楽なんですが、アンドロイドスマホでは、FeliCaでかなりのところが可能になりそうですが、iPhoneは、NFCがやっと積まれたばかりで、まだまだ先の話になりそうです。
なら、この共通ポイントにいろいろなポイントが収斂していくような気がしますが、そもそもポイント付与する商店が一番望んでいるのは、またそのお客さんがお店に来てくれて買ってくれることです。
悲しいかな、共通ポイントは、そのお客さんがどこに行くか分かりません。
他の商店のお客さんが自分のところに来る可能性もありますが、そうすると、お店自体にメリットがないといけないわけで、なかなか難しい問題であります。
面白いけど、いろいろな利害関係があるポイントです。