昨年の山田暢久の引退に続き、浦和レッズを支えてきた、坪井が浦和から離れます。来年度の契約更新を行いませんした。
坪井はベンチスタート。
試合は、前半開始早々、槙野のゴールで1対0と浦和がリードします。
あんまり点を取れない浦和にとっては、とてもよい展開でした。
その後、名古屋グランパスのシュートが2本ともゴールポストにはじき出されて点を取られません。展開は、浦和に運もありこのまま勝つのではないかとも思いました。
ところが、追加点が取れません。
逆に、名古屋の永井のスピードに翻弄され、危ないシーンが続きます。
そして、名古屋のコーナーキック。
矢野憲章に点を入れられます。全くゴール前でフリーになっていたので、浦和のポジション取りがずれていたのかと思います。
1対1。
ガンバ大阪と徳島は0対0。
浦和は勝たなくては優勝はありません。
後半の終盤。
浦和側でパスミスからボールを永井に奪われます。
キーパーと1対1になり点を取られます。
1対2。
この瞬間、ガンバは0対0。
2点取らないといけなくなります。
梅崎や李の惜しいシーンはありましたが、結局は点を取れず、1対2で負けてしまいました。
ガンバは0対0。
優勝はガンバ大阪になりました。ナビスコカップとの2冠です。来週の天皇杯で勝つと3冠の偉業です。
坪井は、最後まで試合に出ることなく試合は終わります。
試合後、浦和レッズ代表の挨拶。
かなりブーイングが響きます。
これは、仕方ありません、優勝できていたのに、シーズン後半で失速し2位に終わりましたから。
最後、坪井がスピートをします。
何度も何度もサポーターにお礼を言います。
そして、一緒に走りましょうと。
来年は、どこか別のチームで選手として活躍すると思います。
日本代表でもあった、坪井選手。
偉大な選手がまたレッズからいなくなります。
勝てば優勝だった浦和レッズ。
惜しいシーズンが終わりました。