こんな面白い駅伝を始めて見た気がします。
皇后杯都道県対抗女子駅伝。
全9区間を都道府県の代表がたすきを繋ぎます。
前半からトップが入れ替わります。
大阪代表の中学生。物凄く早かった。
この大会の良さは高校生と実業団の選手が同じ区間を走ることだと思います。
若いうちから、トップの選手と一緒に走ることは、これからの選手の財産になります。
9区。最終区間。
京都がトップでたすきをもらいます。
それから12秒遅れの3位で大阪。
1分遅れて愛知。
大阪は京都にまもなく追いつき、並走となります。
京都は、京都産業大学4年生。大阪は高校卒業し社会人1年目の19歳。
10kmの区間の多くを2人で走ります。
そこへ、愛知と兵庫が差を詰めてきます。
勝負はトラックへ。
最後の400メートル。京都と大阪を追いかける愛知と兵庫。
京都がスパート、大阪がスパート。
全力疾走のまま、ゴールを大阪の選手が駆け抜けます。
京都、兵庫、愛知と次々にゴールへ。
歴史に残る勝負を制したのは、大阪でした。
こういう駅伝は、本当に面白いです。