そう言えばデジアナ変換と言うのがまだありました。
うちもデジアナ用の回線は来ているので地デジボタンを2回押したら、何か汚い映像だなあと思ってみたら、デジアナでした。
デジアナは、今の薄型液晶テレビでは画像が悪すぎて見れるものではありません。
デジアナ変換でテレビを見ている人は、100万人ぐらいいるそうで、この買い替え需要が今後起こるそうです。
テレビは確かデジタル完全移行で多くの人が買い替えたせいで、昨年とかは全く売れなかったようで、家電量販店の一等地一番街にいたテレビ村は、その場所を移したこともありました。
僕がデジタル対応液晶テレビに買い替えて一番変わったことは、コンサート・ライブをよく見るようになったことです。
映像が鮮明で臨場感が格段と高まりました。
普通に見ていて盛り上がる作品が多くなったなあと思っていたのですが、実はこの映像の高度化が大きな理由だったんだなあと、改めて思います。
視覚はとても重要な五感です。
これに音が良くなったら、もうほぼコンサート会場が自宅に来ることになります。
音を良くするためには、5.1チャンネルのスピーカーシステムなんぞ買って聞けばいいと思ったりしますが、なかなか普通の家でスピーカーの効果を最大に活かす音量で聴くことはできません。家から音が漏れて、近所迷惑になったりします。
こういう場合は、スピーカーに金かけるより良いヘッドフォン買ったほうがよほど良いです。
ただ、この一番の問題点はテレビを1人で独占できる場合のみで、これもなかなか難しかったりします。
結果、映像は良くなっても、音に対してはなかなか欲望を満たすことができません。
深夜1人になった時に、睡眠時間を削りヘッドホンでコンサート・ライブを見るという、限られた中での至福の時間だったりします。