全く死角が見えないパナソニックワイルドナイツでした。
ラグビー・トップリーグは、今日決勝戦が行われました。
試合会場の秩父宮競技場はテレビで見る限り満員。
前半には、パナソニック山田選手位のスーパーキックパスもありました。
大学選手権と比べて明らかに違ったのは、ターンオーバーの少なさです。
お互い攻撃に隙がないのです。
その中で、光ったのが、パナソニックのスクラムハーフ田中選手。
この落ち着きはどこから来るんだろうかと言うぐらい、落ち着いた球さばきをしていました。
ヤマハ発動機ジュビロの矢富選手がボールを強引に取りに行くのに比べ、田中選手は待ちます。
それは、おそらくFWへの信頼感から来ているとも思いますが、それにしても、モールに巻き込まれることはほぼ皆無でした。
つまり、バックスへのボールは必ず田中選手から出てくるのです。
スクラムハーフは攻撃の起点です。
バレーボールで言うと、セッターになります。
アメリカンフットボールで言うと、QBになります。
その選手が落ち着いていると試合展開が良い方向に流れます。
バックスにも山田選手と北川選手と言う、決定力を持っていますし、何と言ってもスタンドオフの ベリック・バーンズが素晴らしいです。
結果
パナソニックワイルドナイツVSヤマハ発動機ジュビロ
前半:23対12
後半:7対0
30対12。