大学6連覇の帝京大学が日本選手権でNECに勝ちました。
前半、まずNECに先制されます。
帝京大学は大学生と戦っていた時と違い、ボールが上手く回りません。
この最初のトライで勝負あったと実は思いました。
でも、ここから頑張り前半を17対17で折り返します。
ラインアウトがほとんど取れない帝京大学。
前半の33分には、NECのラトゥ選手がシンビンで10分退場。
この数的有利もうまく利用できませんでした。
同点ですが、ラインアウトは回復せず、シンビンも上手く活用できず。流れはNECかと思いました。
そして後半。
PKをお互い外し同点のまま進みます。
そして、お互いPKを決め、20対20。
ここから、帝京大学はもうひとつPKで23対20。
後半35分過ぎにNEC側に入り込み、スクラムハーフ流選手のゴールへのキックを帝京の選手が抑え待望のトライ。
28対20となります。
ワントライワンゴールでは追いつきません。
ここで、もしかしたら帝京が勝つのではないかと見ながら思いました。
NECは帝京ゴールに迫ります。
後半40分ちょっと前に、執念のトライ。
そしてキック。キックはミスしますが、ここで40分のホーン。
点は28対25。
最後のキックオフ。
外にダイレクトに出せません。
ボールはNEC側に。ここで、帝京の選手が襲い掛かるようにボールを取りに、そして前に行かせないようにします。
そして、NECの反則。
勝負ありました。
最後は、PKを決めて終了。
31対25で帝京大学がトップリーグのNECを破りました。
2005年に早稲田大学がトヨタ自動車を破って以来、9年ぶりです。
雨の中の秩父宮ラグビー場。
歴史的な勝利になりました。