少し前の記事ですが、どうしてもここで書いておきたいので記します。
この季節、多くの人が苦しんでいる花粉症。
その一番大きな原因となるのが、スギ花粉です。
文字通り、杉から出てくる花粉です。
花粉症にかかると、風邪のような体調になり寒気を覚えます。
鼻水が止まらなくなります。
頭痛が止まりません。
目が痒くなります。
症状が重いと、目の周りがかぶれてきます。
そして、薬を飲むと眠くなります。
何と言っても、薬代、病院代がかさみます。
何もいいことはありません。
政治家の人には、ぜひ税金つきこんで日本中の杉を伐採し新たな花粉が飛ばない樹木を植林するような法律を作ってもらいたいです。
こんなにわかりやすく、多くの国民が助かることを、政治家の誰も提言してくれません。
これを公約にしてくれたら、間違いなく僕は投票します。
まあ、これほど大きな問題になっているスギ花粉ですから、もう新規に植えるアホはいないと思っていました。
だから、この記事読んだときは、開いた口がしばらく塞がりませんでした。
花粉症の患者増加も…花粉量の多い品種のスギが植え続けられる背景 - ライブドアニュース
花粉症被害が訴えられる中、どうしてこれほどのスギが生産され続けているのか。元々スギは育てやすく、成長が早く、建築資材としてのニーズが高い。戦後、木材需要の高まりにこたえるため、国が積極的な造林が進めてきたことが背景にある。
国内に1029万へクタールある人工林のうち、現在もスギは4割以上を占め、林野庁では「日本の林業では最も重要な樹種」(森林利用課担当者)ととらえている。
林野庁のまとめでは、2013年度に植林されたスギの苗木は1581万本にも達する。2000万本を超えていた10年前に比べると減少傾向にあるものの、この数年はほぼ横ばいだ。
この部分だけ読んでも、くしゃみが出そうです。
記事には続きがあります。
林野庁は17年度には少花粉品種などを1000万本に増やすことを目標にしている。現在10%強にとどまっている割合を3分の2ほどに拡大したいという。
新 年度予算案にも促進のために補助金を盛り込んだ。これまでは苗木を植え替える際、植樹と整地のみが補助の対象だったが、伐採と運搬にも拡大し、約7割を国 と都道府県が負担する。林野庁担当者は「タネは順調に増え、植え替えは当初の予定を上回るペースです。達成も不可能ではありません」としている。それでも 実際に放出する花粉が減るには数十年の年月がかかるとみられる。
花粉が減るには、数十年ということは、本当になくなるまでに百年位かかるのでしょう。
おそらく、多くの国民がかかっている花粉症により、社会生活を含む多くの局面にマイナスを起こしていると思います。
潤っているのは、製薬会社と病院とマスクを作る会社ぐらいかと思います。
経済を考えると、このプラスよりマイナスの方が途方もなく大きいと思うのですが。
なんとかならないものでしょうかね。