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ユーズド・イン・ジャパンと言う価値観。

メード・イン・ジャパンとは、ソニーやホンダ、トヨタに代表されるメーカーが血の滲む努力の末、世界から勝ち取ったブランド力です。

性能がよくコスパが高いと言うものです。

このメイド・イン・ジャパンは、未だに健在で最近やっと復活した日本企業は、このブランド力を活かして世界に打って出ているようです。

 

ユーズド・イン・ジャパンとは、日本人が使った中古品の状態を言う言葉だそうです。

 

つまりは、私達日本人はものを大事にして使うため、その中古品の状態が非常に良いそうです。

 

そこに勝機を見つけて世界市場で戦ったいる人達がいるっていうのは、なかなか見ていてやるなあと思います。

 

先週のガイアの夜明けは、ここにスポットを当てていました。

リユース商品を展開する「トレジャー・ファクトリー」。

日本で売れない商品を海外展開します。

その中の拠点にアフリカのウガンダがあります。

 

アフリカにものを持っていき売る。

それも、ウガンダ。

 

ウガンダと言ってもどこにある国なのかさえ知りません。

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なんと、ケニアの西です。

ここで勝負していくと考えた人は偉いなあと思います。

 

アフリカは確かにこれから大きく伸びる市場です。

しかし、政情はまだまだ安定しているとは言いがたく、伝染病も怖いです。

 

でも、そこで、ユーズド・イン・ジャパンの服を売っていくんですから大したもんです。

 

次にガリバー。

日本で車買取業者の最大手です。

 

ガリバーが中古車を売るのが、ニュージーランド。

何故にニュージーランドかというと、流通しているクルマの6割が中古車であり、道路は日本と同じ、車は左。

 

ここでの売り方は、現車を日本に置いたまま、ネットで販売するというもの。

ところがこれが苦戦します。

  • 日本から届くまで時間がかかる
  • 試乗できない

これを解決するために取った方法は、

  • 1ヶ月は返品できる
  • 1年間無償修理できる

これでお客が付いてくるようになったのです。

 

もともと状態の良い日本で使われた車。

それを研磨しピカピカの状態で売る。

おそらく口コミで売れていくんだろうなあと思います。

 

最後に、

ユーズド・イン・ジャパンって何か言葉として違和感がある。

ユーズド・バイ・ジャパニーズが正解なのではないかなあと思うんだけど。