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おもしろく こともなき世を おもしろく

ハリルホジッチ監督の力強い言葉

これまで、日本代表を褒め称えて結果として勝てなかったことを総括しているようで心地よいです。

今までの監督 

・日本代表は高いポテンシャルを秘めている 

・日本人選手は素晴らしい。チームワークやスピードに優れている 

・世界でも十分通用する 

・豊富な中盤のタレントを活かすにはパスサッカーが合っている 

・目指すはワールドカップ優勝、ベスト4以上 



ハリルホジッチ監督 

・日本代表は今のままでは駄目、世界では通用しない 

・日本人選手には気迫のあるプレー足りない 

・日本人はチームワークを重視するが最後に試合を決めるのは「個」の能力だ 

・Jリーグには正直ガッカリしたよ 。ドリブルで勝負もしないしシュートを撃つチャレンジもしない、無難なパス回しに終始しフィジカルコンタクトを避けている まるでお遊戯会だ 

・私はアルジェリア代表監督時代のようなカウンターサッカーを基本戦術とする。そこを曲げるつもりはない 

・ポゼッションは捨てろ。どうあがいても強豪相手にはボールを持てないんだからその分カウンターに磨きをかけろ 

・目指すのはワールドカップベスト16、まずはそこから 

引用元。


僕はサッカーに対して、うんちく垂れるほど知識も経験もあるわけではありませんが、ポゼッションサッカーと言うのは、ずっと疑問を持ってました。

ボールの保有率なんて、自分側と相手側では全く意味が違います。

自分のゴール側でいくらボール持っても、点は取れません。

ポゼッション率だけとって、優勢だったとか劣勢だったとかは、ほとんど意味がありません。

少ないボールタッチで、シュートする方がよほど点が取れる可能性があります。

なぜなら、ボールを持つ時間が長ければ長いほど相手はディフェンスできます。
少なくとも用意ができます。

守備の用意ができた相手を切り崩してシュートするのは容易なことではありません。

ペナルティエリアの周りでボールを回しても、シュートのコースが潰されているのでシュートできません。
やったとしても相手の足に当たるか、遥か彼方へ飛んでいきます。
しかも多くのチームは日本人より身長が高いので、高いボールのセンタリングは跳ね返されます。

これを突き崩すのは、ディフェンスが少ない時にセンタリングするか、足元に速いボールを入れるしかありません。

これは、結構大変です。

わずかな誤差があったらボールには触れません。

ポゼッションサッカーとは、こういう難しいことを日本代表に強いていたと思います。

攻撃は、単純にしていけば勝機はあると思います。

アジアを相手にする時ではもうないので、世界の強豪に勝てる戦略を作るべきです。

そう言うことを考えたら、ハリルホジッチ監督の言っていることは、至極ごもっともです。