ワールドビジネスサテライトで放送されていた、パクチーハウス東京。
予約でいっぱいだそうです。
世界で唯一のパクチー専門店。
ここが大人気だそうです。
席も気を使い、あえて相席にするそうです。
そこで出会った人々が、パクチーの話を中心にして仲良くなります。
僕自身は、パクチー好きかというとそうでもないわけで、料理がパクチーだらけだと、どうしたらよいか悩んでしまいます。
なんというか、パクチーは東南アジアを代表する味だと思います。
広い範囲で象徴的な食材と言うイメージがあります。
一つの素材で地域なり国を表現するものってあんまりありません。
我々東アジアの国々。
韓国はキムチであり、中国は中華料理です。
日本だと和食になってしまいそうですが、どれも素材ではありません。
集合体です。
その点、パクチーは不思議な食材です。
このくせのある食材、パクチー。
日本でポピュラーになったのは、ここ4,5年だと思います。
その名前を覚えることさえままならなかった時代から、普通になった現代。
考えてみたら、その専門店なんてところはなくて、料理の脇役でしかなかったのです。
それが主役です。
主役を演じるなんて誰が思ったのでしょうか。
そうすると、この店を作ったオーナーは、天才かと思います。
それにしても、世の中にパキチー好きがこんなにいるとは思っていなかったです。